あとでメンバーに謝ろうー敢えてW-KEYAKI FES.2022への夢を膨らませるブログ 2022年6月4日付
出だしからいきなり結論を述べるなら、W-KEYAKI FES.はやはり自分の中では特別な存在なのである。
何度も述べているとおり、櫻坂46と日向坂46の両グループを推す者として、素通りできるイベントではない。そしてその内容がたとえどんなものであったとしても、その2つのグループが共に会するだけで尊い。
そもそもコニファーフォレストという場所そのものが、欅坂時代の欅共和国開催地という聖地の中の聖地であり、また漢字ひらがな時代の共和国で同じ場所に立ったというのも当然理由としてはある。欅の名前はグループから一旦消えたものの、その根っこには欅が息づいていることを再確認させてくれるLIVEである。
そして、何度かそのことについてこれもブログに書いたことではあるけれど、昨年はこの開催そのものがサプライズだったこともあり、それだけで小躍りする気持ちになったのだが、それが収まると、今度は内容にまで夢が膨らんだ。KEYAKIの名前を入れてるのだから、欅坂楽曲の復活があるのではないか、櫻坂と日向坂の楽曲、あるいは漢字とひらがなの楽曲をシャッフルして披露するのではないか、等々。
そのことが、ある意味メンバーを傷つけたことも、ブログで先刻触れたとおり。
特に櫻坂メンバーに欅坂を悪意なく期待してしまったこと…悪意がない分、メンバーにはその傷ついた心の持って行きようがないという想いまでさせてしまったことは、私の中でも本当に不徳の致すところである。
その話は以前の焼き直しになってしまうのでさておき、でも逆にそれを理解した上で、それでもヲタクというのは夢を見たいのだ、という話をしようと思う。
焼き直しついでに、現状両グループの置かれている状況をもう一度整理する。
櫻坂46は昨年のケヤフェスから比較すると、守屋茜・渡辺梨加・渡邉理佐が卒業し、原田葵が卒業を控えるというタイミングである。葵についてはケヤフェスにその姿があるのかどうかさえ定かではない。現時点で卒業日が明確でないからだ。どうも妙な動きではある。この期に及んで卒業日が決まらないというのはどうも変な話だ。勝手な憶測ではあるけれど、何か大きな動きの中に葵の卒業も含まれていて、全体で何か動いているような気がしてならない。もちろん、それがいいことかそうでないかさえわからないけれど…
それはともかく。
例えば葵が参加しないとすると、本当に新体制となる櫻坂の、もしかしたら出発になるLIVEかもしれない。よく私がブログで使う言葉だけれど、まさに櫻坂の「節目」となる可能性がある。
日向坂46も、そういう意味で同じく「節目」である。渡邉美穂の卒業を控えているからだ。おそらく6月28日の卒業セレモニーで日向坂としての全ての活動を終了するのだろうけれど、となると、美穂卒業後、さらにおそらく帯同しているであろう研修生、次の4期生となるメンバーたちが加入前というタイミングでのケヤフェスということになる。節目ではあるけれど、ある意味「移行期間」とも言えるかもしれない。開催日は7thが発売されて2ヶ月弱で、まもなくミーグリ等の7th全活動が終了する少し前。となると、次、例えば8thなのか、2ndアルバムなのかわからないけれど、4期生が入る前に新しいコンテンツを出してくる可能性はあると見ているが、どうだろう。
そんな中。
今回は7月下旬の開催。梅雨末期の大雨の時期か、それとも梅雨明けの猛暑日となるか、いずれにしても厳しい条件下での開催には違いない。でも、それでも直に見る方が価値があることを考えてみたい。
昨年、私たちはどんなことを夢見ていたのか。
その夢は、そんなに非難されるようなことだったのか。
状況が変わった今回は、その部分とどう折り合いをつけるのか。
まず、欅坂楽曲の解禁。
特に櫻坂メンバーが「櫻坂としてよりも欅坂を求められているようでショックを受けた」と吐露していたのだが、別に言い訳するわけでもないが、フェス名が「W-KEYAKI FES.」とあれば、当然欅坂、もっといえば漢字欅ひらがなけやきの楽曲が披露されるのではという期待を抱くのは、メンバーには申し訳ないが致し方ない。欅の名前が入ってながら、欅の楽曲を披露しない方が、無理があるといえばあるのだ。もちろんその意図するところはわかる。わかるけれど、それならこちらの期待も汲んでもらいたいところではあった。
そして、せっかく二つのグループが同じ場所に立つのなら、ここでしかできないことをして欲しかったというのはある。それはやはり、お互いの楽曲を披露し合う、などということ。
日向坂は、そもそも欅の一部だったこともあるので、例えば漢字欅の楽曲を披露するとしても、しっかり仕上げてくると思う。明るい曲が多くなった今の日向坂ではあるけれど、元々はダンスチューンを得意としていたグループではあるので、逆に違和感はない。実際、例の漢字ひらがな選抜による「アンビバレント」の経験もある。
だから、というわけではないが、日向坂に敢えて櫻坂の楽曲に挑戦してもらいたい、というのは一つの願望としてある。個人的には、日向坂一期生がパフォーマンスする「BAN」「流れ弾」なんか観たら、その場から動けないかもしれない。日向坂二期生三期生による「Nobody's fault」なんてのもいい。もちろん、日向坂にはそれをこなせる技量はあるので、こちらも必ず自分達の色に仕上げてくると思っている。プレッシャーかもしれないけれど。
そしてさらにいえば、逆に櫻坂メンバーに日向坂の楽曲に挑戦してほしい気持ちはある。こちらの方がプレミア感は大きい。カッコいいパフォーマンスでは定評がある櫻坂が披露する、日向坂46の世界。
小林由依が全力で踊る「キュン」とか。
守屋麗奈を中心とする「こんなに好きになっちゃっていいの?」とか。
櫻坂二期生による「ソンナコトナイヨ」などなど。
組み合わせは無限にある。
櫻坂と日向坂のダンスバトル、なんていうのもいいかもしれない。
さらに、この際のお祭りということならば、一夜限りのシャッフルユニットもありだろう。
櫻坂と日向坂のユニットといえば、漢字ひらがなの「猫の名前」しか浮かばないが、今ならばこれも組み合わせは本当に限りなく広がる。
櫻坂一期生×日向坂一期生、という組み合わせで何か曲が見てみたいし…
櫻坂二期生×日向坂三期生という同期の融合も面白そうだし。
これはヲタクの数だけアイデアがあると言っても過言ではないかもしれない。それくらい数限りなく出てくるところだ。
もちろん現実的なことを考えれば、これほど準備に時間がかかるフェスはないかもしれない。全部を実現してくれと頼むことがいかに過酷かは承知しているつもりだ。ただ、一年前のケヤフェスと比較すると、状況が大きく変わったことだけは間違いない。
あのときは、櫻坂にとって初の有観客LIVEの場所。言い方は悪いかもしれないけれど、欅坂の楽曲を解禁している余裕は櫻坂になかったということなのだ。櫻坂が櫻坂としてのステータスを築き上げなければならない場所だったのだ。その必死な想いは当然だ。だからこそ、悪意なく欅坂を求める声には、敏感に反応してしまったとしても不思議ではない。
でも今年は違う。
渡邉理佐の卒業コンサート。もちろん卒コンという今までの振り返りの中で、理佐の場合は欅坂時代の楽曲は外せない。そういう意味の解禁であったことはもちろん重々承知しているが、そうであったとしても欅坂の楽曲解禁というハードルは、当時に比べて明らかに低くなったはずだ。そして、櫻坂としての歴史も重ねた。そんな今だから、欅坂というそれこそ自分たちの歴史にも目を向けることができるようになったのではないだろうか。
日向坂は渡邉美穂の卒業が、一つの区切りになるかもしれない。美穂のいないステージというのは、今までのフォーメーションを再構成せざるを得なくなるし、考えてみればひらがな時代からの、美穂の参加している多くの楽曲全てでそれをする必要性が出てくるのだ。お祭りはお祭りとして楽しんだ上で、この夏の後をしっかり見据えなければならない。その理由の一つが、4期生の存在だ。加入後を見据える、という意味である。
ここからの両グループ、課題は山積している。
だからこそ、この4日間だけはお祭りに、楽しむことに徹しても文句は言われないだろう。
つくづく、ヲタクとは推しメンの想いと、自分の想いの融合を図るのが下手だと感じる。
同じ方向を向いているときはいざ知らず、こうやって推しメンの想いと自分の想いが完全に逆のベクトルを向いた場合、落とし所の見つけ方を知らない。
でも、そこに「推す」ということの醍醐味の一つがある気がする。
自分の想いを優先するのか。
大好きな推しメンの想いを優先するのか。
推す側のスタンスの違いがはっきり出てきて、見ているだけでも結構面白かったりする。
それはそれとして。
開催が発表だけされて、詳細が未だに出てこないケヤフェス。同じく詳細が発表されない櫻坂のイオンカードライブ。
日向坂の4期生の正式加入日。あるかどうかわからないけれど、櫻坂4th BACKS LIVE、そして櫻坂原田葵の正式卒業日…。
そんなに月日はないはずだ。
にもかかわらず何か焦らされるというのは、もしかしたら、この辺りが全て繋がっていて、そのうち全てが一気に動き出すのかもしれない、という幸せな陰謀論。
…も、世の中には存在する笑
葵卒業と、イオンカードライブと、ケヤフェスと、そしてどこかで話題になっている真偽不明のファクターXは…実は点と点で全て結ばれている…だから発表がそれぞれ遅くなっているのだとしたら…
— 🌸🎨🧢🏦 川 島 雅 隆 ◢͟│⁴⁶ 🌳🐴🗒☀️ (@hiroty0526) 2022年6月4日
信じるか信じないかはあなた次第です。 pic.twitter.com/NrntVGgdNh