櫻坂日向坂の上り方

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失ってやっとわかるものさ そうホントに大切なものー尾関梨香、櫻坂46活動最終日 2022年9月11日付

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9月11日が、尾関梨香の活動最終日。

やはり、卒業のその日というのは、落ち着かない。

推し事というのをやっていると、当然のように付き物なのだろうけれど、それでも慣れないものは慣れない。

卒業という事象は同じかもしれないけれど、卒業していく人の数だけ歩んできた歴史も違うし、ここから先に続く道も違う。だから慣れないんだ。ただ一つだけ言えることは、自分が推していたグループにその人がいなくなる、ということだけ。ここだけは、客観的な共通する事実として存在する。

 

彼女の7年間を一日で振り返っていた。仕事から帰ってきてからだから夕方からだったけど、彼女の出演するラジオやSHOWROOMなどを見聞きしていろいろ物思いに耽っていると、あっという間に深夜の時間帯だった。体勢が立て直せない。

泣き腫らしているからだ。

どの番組に出ている彼女も、全く涙に暮れていない。対して、こちらだけが自分でも引くくらい泣いている、という妙なコントラスト。

 

他の卒業メンバーとの想いと比較するのは、意味がない。それぞれに尊さがあり、それぞれのメンバーに違う種類の涙を流しているという自負があるからだ。

だから誰が上とか下とかではなく、尾関梨香の卒業は実に特徴的だった、という表現をしておこうと思う。

 

 

 

 

いつの頃からか、彼女はある意味の独自の路線を歩んでいた気がする。これほどラジオと親和性の高いメンバーも珍しい。

もちろん、櫻坂メンバーもみんなラジオ経験はあるんだけど、何か、尾関梨香の場合はラジオに育てられた人、というイメージもある。

いや、ラジオに愛された人、とも言えるのか。

とても彼女の雰囲気に合っていたこともあるし、自分を最大限出せるフィールドを見つけたことは彼女の活動にとってこの上ない武器となったようにも思う。レギュラー番組はもちろんのこと、そこで得たスキルを活かせれば、他の番組でも応用できる。だからどの番組のゲストに呼ばれたとしてもソツがない。安心して聴いていられるという面があるのはとても大きい。

 

そしてもう一つ大きかったのは、とにかく人望が厚い、ということだ。

これはもはや今更ではあるのだけれど、見えないところで圧倒的な二期生の人望を集めていたのが彼女であった。

 

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7年間で全く変わっていなかった尾関梨香。見た目が変わっていないとはよく言われることだけれど、それだけではなく、中身もいい意味で変わっていなかった。

いや、言い方を変えると、加入当初から既に完成されていたとも言えるのだ。困っている人がいたら放っておけない、誰かの心配をして手を差し伸べる姿こそ、尾関梨香の真骨頂だったのだ。尾関スタイルでもなんでもなく、それが彼女の原点であり真髄だったのだ。

だから彼女に救われた人は数限りなくいる。

ある意味、そんなプレーイングマネージャーのような存在だった彼女を失うことが、これからどれだけの意味を持つか。

これから3期生が入ってくる時期に、メンバー一人一人が尾関梨香の役割を担わないといけない、とも思えるのだ。

 

それくらい、彼女の存在は大きかった。

 

私が涙がとめどなく流れていた理由は、たぶんそこにある。そんな彼女を失うことが、とてつもなく辛かったのだ。

私たちが考えるより遙かに、彼女の果たした功績は大きかった、ということなのだ。

 

 

 

 

尾関梨香さん。

 

私があなたと直接お話しさせてもらったのは、たぶんNobody's fault期のミーグリだけだったと思います。

欅坂時代の握手会で、実際に握手に並んだことがなかった。

そのことを今はとても後悔しています。

 

私の中で尾関梨香さんといえば、尾関スタイルでもなんでもなく、もはや原点がここにあるのです。

 

 

このときから私の中でのあなたは、今のこの世の中で、ここまで他人のことを考えられる人がいるのか、まだよく知っているわけではない人のために、涙を流せる人がいるのか、という、そういう認識になりました。尊敬しかない。私があなたを見る目は、7年間ずっと尊敬でした。

そしてあなたのその気持ちは、7年間ずっと変わることなく、多くのメンバーの心に寄り添って時を過ごしてきたこと、よく知っています。

 

だから、あなたを失うのは本当に辛い。

 

グループアイドルというのは、卒業が切っても切り離せない、それはとてもよくわかる。

メンバーにはそれぞれの人生があって、その人生の一期間に偶然集って、奇跡のような時間を共にした。それもわかります。

その奇跡が、あまりにキラキラしているから、辛い。

それはとりもなおさず、そこに集ったメンバーが素晴らしい人ばかりだから、輝きが増したのだと私は思っています。

だから、卒業には慣れない。たぶんこれから先も、慣れることなどないでしょう。

 

 

欅坂櫻坂を通じて、卒業後に完全に引退したのは、たぶんあの人だけです。

 

世の中は、自分の道さえ自分で見えている人の方が案外少ないものです。

今後、芸能界を離れてどの道に進むのかはわかりませんが、その結果として、やはり芸能界の方が…ということだってないとは言えない。

 

もし。

 

もしも。

 

 

気が変わってそういう想いが膨らんできたとしたなら。

 

 

私たちはいつでもお待ちしています、と申し上げておきたい。

 

 

あなたが輝き続けた場所なのだから。

そんな場所があなたを見捨てるはずがない。

 

 

 

あとは尾関さん、あなた次第です。

もちろん、芸能界以外でずっと過ごしていく、それも選択肢です。

たとえそうであったとしても、この空はずっと繋がっています。そしてあなたが過ごしてきた夢のような7年間という現実は決して消えない。

 

 

 

 

私は「卒業おめでとう」という言葉が苦手です。

だから、この言葉で許してくださいね。

 

7年間お疲れさま。

大変なことの方が多かったと思いますが、これからの人生の中で必ず糧になると信じています。

 

 

 

また、どこかで。

 

 

 

 

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