あなたにありがとう2021
櫻坂46がまだ産声をあげた、と言えるか言えないかわからない、この頃。 「欅坂46を超えろ。」このキャッチに、賛否両論があった。 私は、賛成した。 というより、櫻坂が生きる道はそこにしかないとさえ感じた。 改名が茨の道であることは、誰もがわかってい…
最近は、日向坂46が活躍している場面を見るだけで、何となく涙ぐんでしまう自分がいて、そんな自分にハッと気づいて驚くということが一度や二度ではなかった。 なぜだろう。 たぶん、自分のDNAの部分では答えはわかっている。 古参が偉いということはさらさ…
振り返ってみれば、欅坂時代も含めると、櫻坂46の中で小林由依ほどユニット曲に多く参加しているメンバーはいない。 ゆいちゃんずはもちろんのこと、そこから派生したてちねるゆいちゃんず、線香姉妹、今回のジャマイカビールのユニットなどに加え、坂道AKB…
「未来虹」という名前はとてもよく考えられて付けられた名だと、目にするたびに感心する。 未来に向けてかける虹、という発想は並の人でできることではない。 それも、マイナス思考というか、ネガティブシンキングの人が浮かぶような名前では決してない。 こ…
私はよく、欅坂46から櫻坂46への改名のことを「転生」と呼ぶ。 中身は同じメンバー。しかしその実、コンセプトも見せ方も全く異なる。そんなグループ。 単なる「改名」で終わらせるよりも、欅坂の血を受け継ぎつつ違うグループに生まれ変わっての姿。それは…
一般的には、アイドルグループのセンターと言えば、そのグループの誰もが憧れて、自分もそのポジションに立ちたいと思っている、そんなふうに考えている人が多い気がする。 グループアイドルの宿命として、前にいれば目立つしTVにも映る。後ろにいたら映らな…
傍から見てて、藤吉夏鈴を推す人というのは、いろんな意味で欅坂46が忘れられない人じゃないのかな、と思うことがある。 決して揶揄して言っているのではなく、純粋にそう思うのだ。そしてもちろん、それは悪いわけではない。とても理解ができる、という意味…
私が、櫻坂46になったこのグループの推しメンを、菅井友香に決めたことが意外だという声があった。 そもそも欅坂46における推しメンは佐藤詩織さんだったわけで、共通点があるようなないような、という気は確かにする。 推しメンを決めるのに理由なんかない…
2021年驚いたことは結構いろいろあった。例年にないくらいいろいろあった気はする。 ただそんな中でも印象的なのは、「齊藤京子が釣りをやめたのではないか」ということだった。 特に彼女が釣りをやめたと発言したわけではないのだが、「キョコロヒー」での…
人間というのは誰一人として同じではないし、そもそもカテゴライズできるものでもない。いろんな人がいて当然なのに、自分の中にある程度の「多数派」のステレオタイプを作り上げて、他人を「普通」と「普通じゃない」に分ける。あなたも私も、無意識にそう…
渡邉美穂の持つ資質といえば、真面目である。 よくパリピキャラでもある推しメン富田鈴花が実は真面目だ、と評されることがあるが、実は彼女も負けず劣らずの真面目ぶりが発揮されていると感じることは多々ある。 メンタルブレイク。心が壊れること。 なんと…
守屋麗奈が加入した当時の欅坂46。 彼女の雰囲気に合わないと感じた人から、いろんな言葉が飛んでいたと聞く。 それもこれも、結局は主観や思い込みから来るものと思われるが、それを抜きにして、彼女が欅坂に加入した意味は大いにあったように感じている。 …
可愛さが振り切れる、というものを見せつけてくれるメンバーは、多々いる。 それぞれにまたパターンが違ったりするのだが、宮田愛萌が見せるそのパターンは、これも唯一無二性があるし、おいそれと真似のできるものではない。 釣る、といえば、宮田 や⃝とい…
武元唯衣の熱さを感じるとき、胸に迫る何かがある。 それはブログの文面でもそうだし、本人のコメントでももちろん感じること。 欅坂から櫻坂への過程の中、相当な葛藤の狭間でもがいていたことは容易に想像できる。 それが2021年にどういう答えになったのか…
ほぼ一年前。 「ひなくり2020」で、松田好花は日向坂46に復帰した。 少なからず入院生活があったということは明かされており、一旦日向坂を離れて病気と闘っていた時期があったからこそ、それまでにはもしかしたら経験したことがないかもしれない人の優しさ…
大沼晶保は、美しい。 その美しさは、何にも妥協を許さないところにある。 人間、変にこなれてくると力の抜きどころを覚えてきて、置きにくる。 確かに毎回全力で臨めば、体力のもたないことも増えてくるだろう。年齢を重ねればなおさらだ。 しかし、どうし…
魅力というものは、一気に伝わる派手なものもあれば、時間をかけてじっくり伝わるものもある。 人間の深さというものはそう簡単に伝わるものでもないはずなので、時間をかけたものの方が、よりその人の真を映し出すのではないかと思ったりする。 そもそも新…
メンバー一人ひとりにスポットを当てて書くとなったときに、その人に新しい魅力が発見できたことは単純に嬉しくなる。メンバーを見つめるというのは、そういうことの繰り返しなのかな、と思うこともある。 関有美子といえば、菅井友香と並んで称されるほどの…
河田陽菜から連想するもの、と言えば何だろう。 もちろん様々あるだろうけど、私はもう「涙」一択なのである。 それも号泣している彼女ではなく、涙が出るときにそれを我慢して無理に笑顔を作ろうとしている河田陽菜、なのである。 何というか、これが彼女の…
井上梨名は、確かに万能型であり、そこさく視聴者にはバラエティメンのイメージがあるかもしれない。逆に言えば、バラエティで何か秀でるものがあるが故の、イメージの固着とも言える。 けれどその実、絶対音感であったり、楽器ができたりという極めて大きな…
いつでもどこでも変化球を投げ続けるのは、相当の苦難が必要だ。 変化球の意義とは、次の球を相手に絞らせにくくすることにあるという。 だとしたら、上村ひなのが次にどう出てくるか、相手の予想を遥かに上回らないといけない。 それも、毎回だ。 こんなに…
何がきっかけになるかはわからない、とよく言われる。 それは単に理想論ではなく、そういう場面に突然出くわすこともある。 彼女は確かに、ダンススキルではおそらく櫻坂でも抜きん出た存在の一人で、それはとてつもなく大きな武器。 ただもう一歩が欲しかっ…
森本茉莉の雰囲気は、少し日向坂のそれとは違うものを感じていた。 いや、それは少し違っていて、日向坂の雰囲気ももちろんあるんだけど、それだけではない何かを持ち合わせている予感を感じさせていた。 私が日向坂を推す理由の多くは、欅坂の血を引くグル…
(編集中に消えたため再掲です。以前の内容との相違はご容赦ください) 他にない存在感、というのは宝物である。 その雰囲気に何か強い主張を感じ、でもそれがあまり前に出てこないところがあると。となると、どうしても心に刺さる人にとっては目が離せなく…