櫻坂日向坂の上り方〜川島雅隆的編集後記

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感謝、労い、嘆き、少々の怒りのスパイスも入れてー井口眞緒、日向坂46卒業発表

欅坂46メンバーの卒業、脱退、活動休止が一気に伝えられたのが1月23日でした。

あれから半月以上が経過して。

正直なことを言えば、メンタルは回復しておりません。

何がイヤって、センターもいない、推しメンもいないという光景に慣れていくことが本当にイヤで、でも、前に進んでいかないといけない彼女たちがそこにいて…

そんなわけで、とてもブログを書くことができるようなメンタルに戻ってはいないんですが。。

 

 

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日向坂46でも、井口眞緒の卒業が発表されました。

 

井口眞緒の卒業発表というのは、そんな欅坂メンバーのそれとまた種類の違う想いが私の中を強烈に支配していきます。

これもやはり、そう遠くない将来に起こりうる出来事だと感じていたというのもあるんですが。。

 

賛否両論あるのは知っていますが、私は握手会というものが実に尊い現場だと思っています。

何故ならそこにいるのは紛れもなく一人の人間、一人の女性であって、決して偶像などではないということを改めて認識できるからです。

私たちと同じ血が流れている、一人の人間だと。

ということは私たちと同じ生活があって、それぞれの人生がある。当然今自分が置かれている位置にいつまでもいるわけにいかない、だから次の展開を考えていかないといけない、それはメンバーなら誰しもが思っていることだと思います。

そういう意味で言えば、所謂アイドルらしさを見せてくれるより、一人の人間としての魅力を握手会で存分に発揮していたのが井口でした。

 

 

2019年4月7日、大阪ATCホールにおける握手。これが井口眞緒と私の最後の遭遇になりました。

 

 

いつもは隣のレーンにまで聞こえてくるくらいの元気さがウリで、それを聞くとひらがなのレーンだな、或いは日向坂の握手会に来たな、というのが実感できたものです。

ところが、この日は違った。

私が行った時間帯の関係もあったかもしれませんが、とにかく人がいない。過疎なんです。

スナック眞緒がスマッシュヒットし、あれだけ唯一無二のキャラクターを持ち、さらには二人セゾンのソロダンスでの懸命ぶりでファンをかなり獲得していたはずの井口レーンが、過疎。

 

何が起きたのか全くわからない。

何度か彼女の握手に行ったし、それまでは少しずつでも人が増えてきた印象だったのに…

そしてそれ以上に違ったのは、彼女の対応でした。

いい悪いではなく、疲れ切っているという印象。

本当にかける言葉を失ってしまいました。。

 

あのとき、心が折れてしまっていたのではないかと思うと、いたたまれません。

 

そして、しかもそれが彼女との最後の握手になってしまった。。

 

歌やダンスが苦手、そして握手券もいつも売れ残る、でも本当に健気にというか、とにかく今できることを懸命に進めようとする姿勢。

彼女のことをいろいろ言う人もいますが、ではあなたたちは彼女ほど自分をしっかり分析し、自分に与えられた役割を捉え、その役割がたとえ苦手なことであったとしても、それに正面から立ち向かおうとしたことがあるんですか?と問いたい。

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話は少し変わりますが、井口が活動自粛→卒業に至った最初のきっかけは、熱愛スキャンダルでした。

正直言えばこの話の流れからして、どうにもしっくりこないというか、形容しがたいものを感じているんですが…まぁそれはこの際置いといて。

こんなときに言うのもなんですが、そもそも何故アイドルは恋愛をしてはいけないのか?という根本的な疑問が私の頭をもたげました。

 

「なぜアイドルは恋愛禁止なのか?」の答えとしてどこかで見た記憶があるのが

彼氏がいるとわかると人気が下がるから

彼氏がいるアイドルを応援したいという気持ちになるかと言われれば、ならない人の方が多いから

という意見、さらには

そういうルールだから

という身も蓋もない言葉でした。

 

ではここで考えたいのです。特に①の答え。

「なぜ彼氏がいるとわかると、人気が下がるのか?」

ということ。

 

もっと言えば

「アイドルにいったい何を求めているのか?」

ということです。

 

私自身は詳しくないのでよくわかりませんが、一昔前はアイドルが擬似恋愛の対象としての需要があったのでしょう。ただそれも、時代によって、或いはもっと細かく言えばグループによって、さらにはメンバーによって違うという多様性があるように今は思えます。

しかしだからといって、対応を個々でバラバラにしていては納得する人も少ない。

 

ただあくまで私が見る限りではありますが、井口の復帰を絶対にダメだ!と言っている人の意見より、圧倒的に「戻ってきてね」「待ってるから」という意見の方が多かった印象です。

もちろん、心理的にはそれが本人のプレッシャーになるかもしれない、という意見もわかります。

一方で、戻ってきてほしいという素直な気持ちが多くあったというのは紛れもない事実。

 

どうなんでしょう…実際、恋愛禁止なんてルールがあるのかどうかについてはいろんなことが言われますが、結局のところルールの有無ではなく、彼女たちの側に

「このことが公になってしまってはグループにいられない」

という強迫観念にも似た感情が多かれ少なかれあるのではないかと推察します。そしてそれが、例えば織田奈那であり、例えば井口眞緒のような結果を生み出すのではないかと。

 

そうすると、この「アイドル=恋愛禁止」という、存在するかしないかはっきりしないのに、メンバーにもファンにも大きくのしかかるルールは、いったい誰を幸せにするのだろうと思ってしまいます。

ルールは守らないといけない、そりゃ確かにそうかもしれません。

ただ、皆さんがあまり言及してないことに触れておくならば

 

ルールそのものが間違っている場合も存在する

 

ということです。

アイドルは恋愛禁止だ、とかいう個人的には意味のわからないものから、法律に至るまで、全てが正しかったというわけではありません。

法律で言うならば、戦前の治安維持法などは、当時はともかくとして今考えるとあり得ないものです。最近は話題になりませんが、一昔前の学校の校則など、それは酷いものもたくさんありました。今もあるかもしれません。

 

ルールだから守らないといけない、というのは一見正しそうに見えますが、そんなルールが双方によってちゃんと納得済みで成立しているかどうかは不明な部分も多いです。

話をアイドルの恋愛禁止に戻すとしたら、例えば契約書にその旨が記載されていて、納得して印鑑を押しているなら守らないといけないだろうという意見、それもわかりますが、もしそのルールそのものが間違っているとしたら…

 

だから結局、ルールに明文化されているかどうかよりも、この言葉によって彼女たちの心に深く刻み込まれている重石のほうが重要なのではないかなと思います。

 

さらに言えば…もう本当に私の100%想像でしかないんですが

 

 

おそらく柿崎芽実の卒業発表よりも早い、それもかなり早い段階で井口が卒業を決意していた可能性もあるのかなと思っています。少なくとも視野に入れていたのは、本人のこの言葉からも間違いないと。

 

井口は、何も考えずに発信するように見える人もいるかもしれませんが、確かにいっぱいいっぱいになるところはあるにしても、自分が何をすればどういう反応があるかをちゃんと考えて動いている人だと思います。

でもだからこそ、私もいろんなものを受け取ることができました。

 

あれだけ自分に正直に、素直な言葉で表現できる人は私は知らない。

それは本当に、井口眞緒という女性の持つ素晴らしい財産だと思っています。

 

そして何よりも私に井口眞緒の存在感を強烈に投げかけたのは、井口セゾンでした。

 

 

二人セゾンの中でも難易度の高いソロダンス。振りを完璧に入れるだけではなく、そこに自分の持つ情感を込めなければセゾンの世界を見ている人に訴えることができないダンスパート。

平手友梨奈にしかできないと多くの人が思っていたこのパート。

 

でもはっきり言って、ひらがなけやきでこの曲を披露するとなって、誰がこのソロダンスをするかと問われれば、他のメンバーで井口眞緒以上のインパクトを与えることができるのか?となります。

ダンスがうまいとかどうとか、そんなことではなく、その生き様をぶつけることで人の心を動かすとするなら、井口以上の適任は申し訳ないけど存在しない。

 

だから今でも、私の中では

井口眞緒=セゾンソロダンス〟

なんです。

 

一生懸命の尊さ大切さを教えてくれたからこそ、ここまで人の心を揺り動かすのでしょう。

 

 

 

私の中で、推しメンというカテゴリで括れないメンバーが二人存在します。

一人は、平手友梨奈

推すとか推さないとかそういう次元を越えたところに彼女は位置しています。

そして…

 

もう一人が、井口眞緒なのです。

 

全く毛色の違う二人ではありますが、その生き様を自然体で見る人に届ける、そしてそれが心を動かすという共通因数があると私は捉えています。

 

そして。

このポジションは、おそらくこの二人以外誰にも入ることができないだろうと。

 

 

 

 

 

井口眞緒、一般人になる…か。。

そのうち、もしかしたら気づかずに横を通り過ぎるかもしれない

これからあなたの住む世界と交わることがもうないのかもしれないけど

この空の下のどこかで、幸せに生きていてくれればそれでいい

 

そう思えるほど、あなたが私たちに残してくれたものは大きかった

 

お疲れ様

 

スナック眞緒、開店時には必ず行くから😂

 

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