Infinityー日向坂46、3rd表題「こんなに好きになっちゃっていいの?」MVフル解禁
日向坂46 3rdシングル「こんなに好きになっちゃっていいの?」のMusic Videoを日向坂46 OFFICIAL YouTube CHANNELにアップ致しました💗
— 日向坂46 (@hinatazaka46) 2019年9月4日
ぜひご覧になってください🎞#日向坂46#こんなに好きになっちゃっていいの?https://t.co/kLhzOyAZvh
Infinity。
「無限」「無限大」を表す単語ですが、日向坂46に無限の可能性を感じるMVの出来になっていると感じました。
先日も音源解禁の日に追記で書いたんですが、女性視点というか、女性の強い想いを曲にするというのは、今までの路線から考えれば完全に意表を突いた感じ。
ただこれは、冷静に考えてみれば、私がまさに心の奥底で望んでいた「ひらがなけやき」の流れ、もっと言えば欅坂46の流れにも通じるものがあるのではないかと。だとすれば、いつもカップリングで作ってくれていた流れを、ついに表題で見せてくれたことになります。
つまり、私にとっては良い意味の「裏切り」。
この曲は女性視点ではあるんですが「女性がこう思っていてほしいと考える男性側から見た歌詞」という意見も拝見しました。それはたぶん言い得て妙の話であると思います。
ただこうも思うんです。
私は男なので女性の感情というものを一生知らずに過ごすことにはなるんですが、同じ人間である以上男女に共通しているんじゃないかと思うのは、「誰かを本気で好きになったときの感情」です。
その裏返しに〝孤独〟があるのではないかと。
誰かとその感情を分かち合うためには、そのことを経験したことのある人か、そのときに同じ熱量になっている人としかできないと思うわけです。すると、そんな人がそんなにいるかというと、いるようには思えない。
だとすれば「孤独」になるしかない。
でも熱量だけはあるから、それが内にこもってしまうと爆発したときのエネルギーが凄まじいことになるんじゃないでしょうか。
孤独は感情を醸成させる。
だから、この部分が目を引いたわけです。
一点気になったのが、円形に座って談笑しているメンバーから一人外れ、そのまま真ん中に移動して強い視線を正面に向ける #小坂菜緒 。
— 川 島 雅 隆 ◢͟│⁴⁶ (@hiroty0526) 2019年9月4日
これは何を表現しようとしているのか?
好きになりすぎて周りを遮断してしまう感情?
…でも、こういう想像を巡らせるのも、MVの楽しみの一つか笑#日向坂46 pic.twitter.com/YCrG9txjK4
これは私の持論なんですが、誰かを好きになるというのは、結局そういうことなんじゃないかと思うんです。
本気で好きになる、というのは盲目になるもんじゃないかと。
相手のいいところとか悪いところとか関係なく。
だから「なんであんな人を好きになるんだ?」と聞かれても、答えなんか自分でわかるはずもない。
理由も理屈もないんです。
そしてそれは、アイドルやアーティストを好きになるファンの心理にも共通しているのではないかなと。
もちろん違う部分もあるでしょうが、基本は同じのような気もします。
盲目、上等です。
それが感情というものじゃないでしょうかね。
関係ないですが、平手友梨奈のことを盲目的に好きになっている人たちを「平手信者」とか「平信」などと言って揶揄する向きがありますが、好きになるってそういうことだと思っています。
恋愛でもそうですが、誰かを好きになるって結構宗教的です。
たぶんそうやって揶揄している人たちの頭には、正確に言うとカルト宗教のことがあって、集団でそうやって神様を崇めているようでコワイコワイ、なんて言いたいんでしょうけど、私はこう思います。
ああ、可哀想だなと。
誰かを本気で好きになったことがないんだなと。
好きになったとしても、それは「誰かのことを好きな自分が好き」だったんだろうなと。
自分のこと以上に大切にしたいと思える人に出会ってないんだろうなと。
…私はそう解釈しています。
まぁそんな恋愛論はともかくとして😅
欅坂46のパフォーマンスは、10代の抱える葛藤を表現しているとよく言われますが、それこそまさに感情であり、その表現を振り付けで魅せていると私は思っています。
一方で、欅坂のテイストを持って生まれた「ひらがなけやき」の流れから誕生した日向坂46は、デビューからとにかく明るく、誰かを好きになる想いを歌ってきました。
「キュン」では日常に潜む一目惚れの瞬間であり、「ドレミソラシド」ではずっと友達だと思っていた相手に対してふと気付いた恋心を歌い上げる。
ある意味、日向坂の「色」というものができあがりかけた、この時期。
持ってきたのは。
…これは個人的に感じたことではありますが、欅坂マインドを踏襲したエモーショナルな部分に焦点を当てた曲。
10代の葛藤を叫ぶのが欅坂なら、同じエモーショナルな部分に焦点をあてながら、日向坂ができることは何か。
それが、1st、2ndと流れてきた「恋心」の部分ではないかと。
「恋心」×「エモーショナル」となると、必然としてこういう楽曲ができあがるのではないかなと感じています。
さらにいえば、これぞ日向坂の色。
欅坂マインドを底流に置き、新しい坂を登っていく日向坂46にふさわしい曲だと感じました。
個握に行けないのが実にカナシイ😭
それと、ちょっと心配だった井口眞緒の存在。
しかも、ダンスが様になってるという😅
いや、マジで上手くなってると思いましたよ。
大人っぽい部分をしっかり出してくれる日向坂。
できれば、影山優佳と濱岸ひよりと、そして…
柿崎芽実が揃った形でのこの3rdMVが観たかったな。。