櫻坂日向坂の上り方

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日向坂46における「ひらがな」色の行方ー3rd表題音源解禁

10月発売の3rdなので、この段階での音源解禁は妥当な時期かと思われます。

「キュン」「ドレミソラシド」と来て、〝三部作〟をどういう形で締めるか。

 

前作、前々作と日向のイメージにふさわしい、明るい曲のテイストが印象的でした。そして詞の内容も、片思いの切なさをその明るい曲に乗せる、という点で共通してたように思います。

 

言うまでもなく、日向坂46は「けやき坂46」、ひらがなけやきが改名して誕生したグループです。私がそうなんですが、欅坂46の一部として見てきた人にとっては、彼女たちを推すことは必然と言っていいかもしれません。確かに、欅坂とはテイストも違う。でも、間違いなく欅坂の歴史を作ってきてくれたメンバーだったわけですから、改名して別グループになりました、さよなら、というわけにはいかないんです。

ただ、これはわがままなのはわかっているんですが、そんな彼女たちから欅坂の色、もっと正確に言えば「ひらがなけやき」の色が完全に消えてしまうとすると、やはりなんとなく寂しくなってしまう。

日向坂46になるとき、基本的には苦労が報われてよかったと心から思えましたが、その心の一部で、欅の色が消えてしまうことへの寂寥感があったのは事実です。

 

表題は確かに、日向坂の名にふさわしい明るさで、彼女たちのイメージにも合う。ああ、本当によかった…と思いつつ、やはりその寂寥感が頭をもたげてきました。そんな過去に囚われちゃいけないんだ、と思いつつ、心が完全に満たされることがない。そんなときに聞こえてきたのが、「ときめき草」でした。

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今だから言いますが、本当にこの曲を聴いたときは泣きました。

 

自分が残してほしい、でもそれはやはり言っちゃいけないと苦悩していた部分を、ど真ん中から突いてきてくれた。

そういう意味でこの曲は自分の中でも大切にしたい曲の一つです。

 

2nd「ドレミソラシド」はさらにこの明るさに夏っぽさが加わりました。まさに日向坂と名乗る彼女たちの真骨頂、とも言えるかもしれません。

そしてここにも、寂寥感を払拭してくれる曲がありました。

 

それが「Cage」です。

 

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ユニット曲とはいえ、しっかりと欅の色を残してくれている。そのことが本当に嬉しかったです。

 

私としては、日向坂3rdの注目点はそこにあります。

表題は、三部作の完成なのでめいっぱい明るくパフォーマンスしてほしい。

そしてカップリングにはどんな曲調がやって来るのか。

 

…こういうことを言い続けるのは、もちろん日向坂のためにならない、そうも思っています。

過去に囚われ続ける自分というのも、実は自分でイヤになるときがあります。

どこかで、ひらがなけやきをしっかりと思い出にしなきゃいけないと。

 

彼女たちはあくまで〝日向坂46〟ですから。

 

その前に、まずは表題。

 

どんな世界を私たちに見せてくれるのか、必見です。

 

(追記)



いや、驚きましたね。

何が?

いえ、一人称ですよ。

 

女性視点の「私」できましたから。

 

もちろん女性グループなんだから、本来驚くことではないんですが。

1st. 2nd. と主人公が「僕」だっただけに、三部作の最後というテーマがあるのなら、当然そうなると思っていたんですけどね。

ということはつまり、そもそも三部作ではなかったのかもしれません。

曲はしっとりめで来ましたね。女性視点の曲ならではというか、曲先で詞をつけるならばやはり「僕」より「私」のほうがしっくりくるメロディラインだと思います。

 

あとはMV。そして、どんな振りが入っているのか。

 

そして、カップリングはどうなるか。

 

期待して待ちたいと思います。

 

…ちなみに、京都全握は今のところ行く予定です♪