改めて、櫻坂46オーディションを受けようか悩んでいる人へ 2022年7月1日付
7月に入った。
毎日ブログも、続けてきて丸2ヶ月か…
気づけば2022年も上半期が終了するという、この早さ。
毎年そうといえばそうだけど、この上半期もなかなか順風満帆にはさせてくれない日々だった。
さて…下半期は何が起きるのやら。
櫻坂46二期生に4万字ものインタビューを施した「BUBKA」。
精読中である。
よく生徒に、国語の授業で文章を読ませるとき、「読めたか?」と聞く。「読めた!」「意味わかった?」「わからん!」それは読めたとは言わない、という話をする。
字面を追っただけだ、と。
読めた、というのは、その文章にあるその人の伝えたいことが自分の中に入ってきて初めて、読めた!と言えるのだと私は思っている。勘違いでもいい。少なくとも、読んだけど意味不明だ、というのは読めたとは到底言わない。
4万字の中には、二期生の思いは確かに詰まっている。でもそれも、全てではない。怒涛の日々を過ごす中で、浮かんでは消えていった感情の端々を、思い出して言葉にしている部分だけが載せられているのであって、それで全てを知ったような気になるのは危険だ。でも、たとえそうであったとしても、精査は必要である。
だから、まだ軽々しく自分のブログに書くわけにはいかない段階。
もっと彼女たちの「言葉」と向き合ってみようと思う。
7月最初のブログは、締め切りが間近に迫ったオーディションについて。
一度オーデ開始のときに、個人的にではあるけれど、ヲタクの思いを書いてみたことはあった。
今度は、締め切り前に敢えてもう一度…
まぁ独り言なので、あまり気にせずに笑
私はずっと彼女たちを見てきているので、どうしてもそのグループの歴史から、その流れで出来上がったグループの空気とか、彼女たちが感じている使命感とか、やるべきこと成すべきことどうしても成し遂げたいことに対して、寄り添っていたいと思っている人間である。
確かに、そんな偉そうな立場ではない。
彼女たちに叶えたい夢があって、じゃあそれを叶えられるように力を貸してあげよう、などという立場ではさらさらない。そんな力は微塵もない、取るに足らない存在だ。
でも、夢を叶えたいと思って集っている彼女たちは、やはり尊い。
欅坂46として、ある意味ずっと尖った状態で走り抜け、世間的に大きなムーヴメントを起こしたものの、先駆者のいない道なき道を切り拓く大変さは誰よりも知っている一期生。
そんな彼女たちに憧れて加入したものの、最初は憧れの一期生とのギャップが埋まらず、しかも自分達がファンに受け入れられていないという空気を感じながらも、それでも地道に努力して現在の地位を築き上げた二期生。
同期である二期生が先に加入し、自分たちは一年近くも研修生として明日をもわからない日々を過ごし、それでも研鑽は忘れずに自分を磨いてきて、加入したら爆発的な個性でグループを彩ってくれている新二期生。
彼女たちが全て集ったあの頃に、今の結束感が想像できただろうか。いや、できなかった。何がどうしたらグループとしてまとまるか、全くもって誰にもわからなかったのが本音だと思う。年齢も、出身も、育った環境も違うこれだけの女性が集って、グループとして進んでいけるかどうかなんて、本人たちですらわかるはずがない。
でも、これだけ素敵なグループになった。
彼女たちは自分たちのことを考えると、自分たちを見る目というのが時にわからないこともあるだろう。だからこそミーグリやLIVEで、生で反応を見て、安心する。自分たちのやってきたことは間違っていないと確信する。そんな尊い時間が訪れる。
今、この瞬間。
櫻坂46が大好きで、憧れていて、或いは彼女たちに救われた、という人もいるかもしれない。だから自分も、今度は誰かの支えになりたい、自分が櫻坂に救われたように、誰かのそばで寄り添う形で力になりたい、そのために櫻坂のメンバーになってみたい。
でも、自分にはそんなことできるはずがない。どうせ応募しても受かるはずがない…
あなたは、そんなふうに思っているかもしれない。
或いは。
櫻坂46って…なんだろう?初めて聞いた。え?オーディション?やってるんだ…アイドルか…アイドルなんて今まで気にしてこなかったなぁ…でも歌やダンスは好きなんだよね…櫻坂か…欅坂とは違うのかな?え、乃木坂ってのもあったよね?どう違うんだろ?
というような方もいらっしゃるかもしれない。
そして、どこをどう辿ったのか、そんな悩めるあなたが、偶然に偶然が重なって、今私のこの文章を読んでいらっしゃる。不思議だと思いませんか。この巡り合わせ。何かのお導きかもしれない。
これも縁だと思って、少しだけ私の話を聞いて、このページを閉じてみても遅くないでしょう。
櫻坂46は、本当に素敵なグループです。
そこに集うメンバーも、なぜこれだけいい子が揃ったんだろうと思えるほど、私としてはどこに出しても恥ずかしくないくらい、胸を張って堂々と、「全員推しているグループです!」と言える。
個性も全然違うけど、でも一人一人にしっかりと魅力があって、いろんな方向から惹きつけてくれる。
それらが一つになったときに放つパワーの大きさたるや、誰にも負けないという自負がある。
これをご覧のあなたが、櫻坂のことをどれだけご存知か分かりません。
もしかしたら私以上に櫻坂のことを心から愛していると言えるくらいの方かもしれないし、名前すらほとんど聞いたことがないけれど、なんとなくアイドルグループに興味があるな、という方かもしれません。
でもそこに優劣など存在しない。
これはやはり運命だと思うのです。
あなたが一緒にやってみたい、そのグループの中で自分を輝かせたい、そして櫻坂46というグループを、一緒にもっともっと大きく強いものにしたい、いやよくわからないけれど目に留まったから、名前しか知らなかったけど、自分の中で気になってしまう要素があったから…
たとえそのきっかけが何であれ、心に何か引っかかることがあったとしたら、それは運命なのだと思うんですよ。
櫻坂46との、運命。
現実的には、確かに合格の確率は厳しい数字です。たとえ合格したとしても、その後に待ち受けているのは、アイドルという表面上輝いている部分は表向きの一部であって、そのほとんどはレッスンだったり自分磨きだったりという地道な日々。これに耐えていけるのは、本当に何か自分の中に芯がある人のみだとは思うんですね。
まして、このSNS全盛の時代。思ったことは何も考えずに発信できてしまう時代で、それに対する責任感の薄さとも戦わないといけない。あなた自身のそれももちろんのこと、世間の責任感の薄さとも。
有名になるということは、その存在を晒されるということでもあり、自分の知らない人にまで自分が知られるということでもある。向こうは自分のことを知らない分だけ、棘のある言葉を平気で言ったりする。そして、それを目にしてしまうことだってあるかもしれない。
それでも、自分が貫きたい芯があり、叶えたい夢があり、向かっていきたい目標があるから、今日もアイドルとして私たちの前に立ってくれる。
頭が下がります。
本当に凄いと思う。
アイドルは可愛い、とよく言うけれど、もちろんそれもあるかもしれないけど、そういう心の内側を考えると、強くてカッコいいしか私には出てこない。
あなたが、この先の人生を生きていく中で、自分を変えたいと願っているとして。
そのチャンスは確かにあるかもしれない。
でも、ないかもしれない。
この機を逃して、次があるかどうかは、誰にもわからない。
そうだとしたら、この機を逃して後悔しないと言葉にすることができますか?
もちろん合格すると、人生は変わります。
では、仮に不合格だったとしたら、あなたの人生が変わることはあるのでしょうか。
もしあるとすれば、それは…
「櫻坂46のオーディションを受けた」という箔がつく、という変化ではないですか。
確かに合格はしなかったかもしれない。
でも何かに自分から挑戦しようと思った。そして実際に挑戦した。
そのことは紛れもない事実としてあなたの人生に刻まれます。
そして、一年後か、十年後か、それはわかりませんが、もしかしたら何かの機会にこの挑戦があなたの人生を変える後押しになるかもしれないのです。
挑戦しなければ、それもない。
あなたはきっと素敵な人だ。
あなたはそのままできっと素敵なんだと思います。
その人生を、さらに素敵な人たちが待つグループで、誰かに夢を与えるために時間を使ってみませんか。
そして。
もし縁あって合格して、櫻坂46の一員になったとしたら。
このグループで自分を、そしてみんなで高みを目指したいと願うなら。
改めて言います。
私はあなたを全力で推させてもらう。
そのことを誓いたいと思います。
櫻坂46を推す者として
あなたの挑戦を心よりお待ちしています。