応募をお考えの皆様に、一ヲタクからお伝えしたいことー櫻坂46新メンバーオーディション開催決定 2022年6月6日付
「櫻坂46 新メンバーオーディション」の開催が決定致しました🌸
— 櫻坂46 (@sakurazaka46) 2022年6月5日
応募期間は本日6月6日(月)12:00~7月4日(月)17:00までとなります📮
応募詳細等はURLをご確認ください📲#櫻坂46#咲かない人はいない#櫻坂46新メンバーオーディションhttps://t.co/vYK84tsrZX
櫻坂46 OFFICIAL YouTube CHANNELにて「櫻坂46 新メンバーオーディションCM」を公開いたしました💃🏻
— 櫻坂46 (@sakurazaka46) 2022年6月5日
ぜひご覧ください🎥#櫻坂46#咲かない人はいない#櫻坂46新メンバーオーディションhttps://t.co/rnkBtk2HRQ
敢えて、まだ見ぬ候補生の皆様にお尋ねするつもりで書かせていただきます。
あなたは、櫻坂46に入りたいと願って応募していただけるのならば、櫻坂に対する思い入れは相当お強いのでしょう。それは私としてもとても歓迎することであります。
では、欅坂46に対しては、どういう想いを抱いておられますか。
櫻坂46が歴史を刻んできて、少しずつではあるけれど櫻坂としての色も確立しつつある今日この頃ではありますが…
このグループは鳥居坂46として募集され、欅坂46としてグループの道を進んできた、そんな歴史があることはご存知のことでしょう。
櫻坂は、単独で語れない。
欅坂46という存在と切っても切れない関係にあるのです。
あなたがもし合格すれば、櫻坂の一員になるのはもちろんのこと、そんな欅坂の血を受け継ぐ者にもなるということです。
血、というと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、特にその礎を築いた一期生はもちろん、そんな一期生に憧れて加入した二期生という先輩をじっとご覧になっていけば、血、と表現した意味がおわかりになると思います。
あなたは、欅坂の血を受け継ぐ覚悟はありますか。
Buddiesの眼は、結構厳しいかもしれません。Buddiesの眼も実は様々で、欅坂時代からずっと見てきている人もいれば、櫻坂になってからの新規の方もいる。加入するあなたへの視線も様々でしょう。けれど、なにせあなたの先輩になる一期生・二期生のパフォーマンスレベルが高いために、目が肥えていることだけは間違いありません。
先輩たちは、疑いなく優しい人たちばかりのはずです。必ず親身になってあなたに接してくれるでしょう。でも、パフォーマンスとなると、ストイックになるメンバーも多いはず。
そして何より、小手先のテクニック云々ではない。その楽曲を届ける、観る人全ての心に深く刻み込むんだという心で踊ることが要求されます。つまり…
あなたは、櫻坂におけるパフォーマンスを魂で魅せる気概はありますか。
あなたの直の先輩にあたる、坂道合同オーディションで先に入った二期生。
彼女たちは本当に凄い人たちです。
坂道合同オーディションで、当時の欅坂46は初めて追加メンバーを迎えました。ところが、当時は欅坂46といえば結成当初の21人、という気持ちがファンにも大きく、おそらくメンバーにもその気持ちはあったと思います。
だから、オーデで新しいメンバーが入ってくるということを自分の中で消化できない人が多かった。
二期生は、そんな逆風の中で、自分たちにできることを一つ一つこなし、それも何一つ泣き言を私たちに見せることもなく、その才能を如何なく発揮できる場所にまで到達しました。
もう一度言います。本当に本当に凄い人たちなんです。
オーデ発表からTLは歓迎とか楽しみという声が圧倒的多数で。
— 🌸🎨🧢🏦 川 島 雅 隆 ◢͟│⁴⁶ 🌳🐴🗒☀️ (@hiroty0526) 2022年6月6日
坂道合同オーデの欅坂界隈の、あの地獄のようなTLと、二期生が加入した後の冷遇ぶりを思い出して、ああこんなに温かい人たちが応援するグループになったんだと泣けてくる…
二期生よ、あなたたちの活躍がその声を消し去ったんだよ#櫻坂46 pic.twitter.com/dBo7BqnAWZ
自分たちが逆風の中で活動してきた時期があって、だからこそ誰かに親身になってもらえることの尊さを知っている、そんな人たちなんです。
これは確かに、当時のファンに責任はある。
正直言えば、当時の自分にもその気持ちがなかったと言えば嘘になります。後から入ってきたメンバーが「欅坂46の○○です」と自己紹介するのは、どうしても違和感が拭えなかった。それは認めます。欅坂46一期生、という言い方すら何か違和感を感じたのも確かです。
過度の保守的な考え方は、過度な排他論を生み出します。欅坂界隈は、それまでの欅坂を守ろうとするあまり、希望を持って入ってきてくれた二期生に本当に冷たかった。でもさすがにそれは違うだろうと思っていました。
コロナ禍前は、「お見立て会」「おもてなし会」という文化があって、新加入メンバーだけでイベントをしていたんですが、大阪で行われた二期生のおもてなし会は、当日券が販売されていました。坂道のイベントで当日券など私は記憶にありません。ついでに言えば、会場に入ると実は後ろの方にもフロアがあったのに、座席が撤去されていました。その状態で、あの二期生のおもてなし会が行われたのです。
確かに、今の彼女たちから考えれば、当然加入して間もなくなので荒削りではありました。それでも、自分たちがあまり歓迎されていないと知りつつステージで先輩の楽曲を披露するさまは、それだけで心打ったものです。とても純粋に、とても真っ直ぐに彼女たちは披露していました。
そんな彼女たちを、直の先輩として持てるあなたはとても幸せ者です。なんなら、羨ましいまであります。
その後に加入した新二期生。今やそんな単語も使わなくなりました。二期生が全員融合したからでしょう。
新二期生、同じ坂道合同オーディションで何故か坂道研修生というカテゴリに回り、一年近く遅れて加入した人たちです。彼女たちも、先に入った二期生に負けず劣らず凄い人の集まりです。
考えてみてほしいんですが、一年近くレッスンを重ねるはいいにしても、そこから自分たちの処遇がどうなるか、知らされていたか否かは知りませんが、仮に先の見えない状況でそんな長い期間レッスンだけの毎日をあなたは送れますか。
それをやり切ったのが、彼女たちです。
本当に何故彼女たちが一緒に加入しなかったのか。未だに謎です。それくらい彼女たちの活躍も素晴らしい。
応募というのは、就職のエントリーでもバイトの面接でもなんでもそうですが、不安なものです。最初の一歩さえ踏み出せば実はなんでもないことが多いんですが、そうは言っても、ですよね。とてもよくわかります。
だからこそ、そんな先輩たちを想ってください。
他人に対する優しさと感謝を最大限に知る人たちが、あなたを待っています。
だから、絶対にあなたを一人にしない。それは自信を持って言えます。
あなたは、人としても尊敬できるそんな直の先輩とともに、グループを大きくできますか。
櫻坂46一期生。
またの名を、欅坂46一期生といいます。
言うまでもなく、このグループを作ってきた、礎。
新しく加入するあなたには、そんな一期生をそばで感じ、背中を見て活動できるかけがえのない日々を過ごせる、という最大の特権が与えられます。
先ほど述べた、凄すぎる二期生がリスペクトしてやまない、そんな存在が一期生です。
よく、一期生は苦労せずに売れた、という人がいます。そういうふうに見えてしまうのは仕方ないかもしれません。
乃木坂46が敷いてくれたレール、或いは周囲の大人が用意してくれた環境、そこで自分たちは活動する。今回のオーデにあるような「道がなければ、作ればいい」という状況ではなかったかもしれません。道は既に用意されていた。
でもそこで、贅沢だなんだと言われようがどうしても主張しておきたいのは、「道が用意されすぎる苦労」というものがあったこと。そのことにも、ぜひ光を与えていただきたいのです。
そもそも一期生には人見知りが多く、同じ一期生同士でも数ヶ月話したことがなかった、などという話も聞いたことがあります。その状況で、グループとしての成熟度を増していかなければならない。確かに、その環境は用意されていましたが、逆に言えばそこから外れることは考えられるはずもなく、結果として彼女たちのオリジナリティーは生まれず、また、自分を前に出すことの怖さに囚われながら時を刻一刻と過ごしてきたのです。
結果、何が起きたかというと、突発的事態に対処できない余裕のなさを生みました。
詳しくはここでは触れませんが、そのこと自体が、一期生の中では傷になってしまったように見受けられました。
欅坂としては、思うように活動ができないもどかしさも経験しています。それも、後輩である二期生を気遣いながら、自分たちですら出口が見つからなくて焦っているのに、後輩のこともずっと想っていたその優しさは、二期生にもスッと伝播していきました。
二期生とともに、改名の瞬間を迎えて。
グループの方針なのか何なのか、櫻坂として再出発して明らかに二期生を前に出すようになりました。相対的に、一歩後ろに下がる形にはなった一期生ですが、酸いも甘いも知り尽くす一期生が後ろに控えることで、二期生は本当に安心して思い切りパフォーマンスができているのだろうと思います。その安心感を与えられる存在。
あなたは、そんな一期生に身を委ねることができますか。
…本当は、それこそ渡邉理佐や守屋茜といった先輩の背中もぜひその目で見てほしかった。
でも彼女たちに負けず劣らず、今いる一期生だってその背中は説得力しかありません。
あなたの先輩になる人は、誰かの喜びを自分の喜びとし、誰かの悲しみには寄り添って自分もその痛みを分かち合おうとする人ばかりです。
それができるからこそ、楽曲の魂を誰かに届けることができるのではないですか。
それができるからこそ、彼女たちのパフォーマンスを見て涙を流す人がいるのではないですか。
そんな人が、今あなたの周りに何人おられますか。
もう一度申し上げます。
そんな人たちがあなたの先輩になるのです。
こんな機会が、この先どれくらいあると思いますか。
私は、ひとりのヲタクとして、思うのです。
人生100年弱、短いか長いかは感じ方がそれぞれにしても、その間でこのことに自分の全てを賭けてみよう、と思えるものに出会えるかどうかはわかりません。出会えない可能性の方が高いかもしれない。自分が見つけようと思っても目の前に現れないかもしれない。まさにタイミングだなと。
でも、櫻坂46というグループは、外から見てるだけで申し訳ないんですが、全員違う尊さを持っている人が集まっているグループです。それぞれにしっかりとした歴史があり、その辿ってきた道に誇りがある。
同じことをする必要はありません。生き方は、道は、自分で見つけるものなのでしょう。
でもそのヒントは、彼女たちと一緒にいると毎日一つは必ず与えてくれると思うのです。
応募し、合格する人はもちろんのこと、仮に意にそぐわない結果であったとしても、あの櫻坂46のオーディションに応募した、という事実だけでも、もしかしたらこの先あなたの歴史に何かを刻むお手伝いをすることになるかもしれません。それくらいの価値があると本気で思っています。
まだ見ぬあなたではありますが、何より大切なのは、自分がその場所でやっていけるかどうか。それを自問自答してみてください。
そして、少しでもやってみたい、自分を変えてみたい、何より櫻坂が好きでたまらない、そんな人は今すぐ、応募のエントリーをしてください。
櫻坂愛、確かにそれがあるに越したことはありません。もちろんそういう人に入ってきてほしいという想いはあります。
でも、それ以上に大切なのは、あなたがあなたの人生を自分で作りたいと思えるかどうかだと思うのです。親や、兄弟や、友達や、周りの誰かに決められて動く人生ではなく、自分で何かを選択できるチャンスなのです。たとえ誰かの影響があったとしても、最終的に決めるのは、あなた自身のはずです。
それができる人を、私は待ちたいと思っているのです。
そんな人ならば、私はもちろん推していきたいと思っているのです。
櫻坂46は、あなたの人生を変える、いや、あなたの人生を決める存在だと、私は強く思います。
応募を迷いながら、ここまでお読みいただいたあなたに感謝の念を込めて、最後にお尋ね致します。
もし、このオーディションに応募せずに、締め切りの時間を迎えたとして。
あなたは絶対に後悔しないと言い切れますか。
ご自分と相談なさってください。
言い切れないとするならば、私は応募するべきだと思います。
確かに、合格すれば人生は変わります。
それも劇的に変わります。
坂道合同オーディションのCMで平手友梨奈が言っていたように、「いい青春を送れない」かもしれません。
では、今のままの人生で満足できるあなたでいられますか。
仮に合格しなかったとしても、あなたにデメリットはありますか。
長いようで短い、一度きりの人生ならば、自分の本当にやりたいことから目を逸らす意味はありますか。
ぜひ、ご自分なりのお答えを出していただきたいと思います。
櫻坂46の魂の乗るステージ、そしてミーグリや握手会で、あなたとお会いできる日を楽しみにしています。