櫻坂日向坂の上り方

ブログ移転しました…長い間本当にありがとうございました!

コラムーLIVEでコールができるようになる日 2022年7月3日付

実は本日は7月6日である笑

毎日ブログを続けてはいるものの、何かの拍子で一日飛んでしまってたことに今日気づいた。

だから7/3分はコラムで。

 

 

コロナ禍から3年も経つと、LIVEは知ってるものの、スティックバルーンをポンポンと叩き、ペンライト振るのみしか知らないファンも増えてくる。

言うまでもないことだけど、それは本当のLIVEの楽しみ方ではない。やはりコール等、こちらが声を出すことで盛り上がり、その盛り上がりでカタルシスを浄化する効用もあるはずだ。コロナ禍だから仕方ない、と言ってしまうと何も言えなくなるが、このまま続くとLIVEとはそういうもの、という認識が生まれそうで、それは違うと声を上げる必要がある。

 

もちろん、だからといって、マスク外しましょうとか、今すぐ声出し解禁しましょうとか、世界標準に日本も合わせましょう、とまではまだ言えないジレンマがある。

ブログもそうだけど、他人様の意見は本当に様々で、Twitterだと今まで自分が接したことのないような意見に出くわすことがある。

 

 

ルールは守るべきだという、至極わかりやすい意見があって。

それに対し、明らかにおかしなルールなら従う必要はない、という意見があって。

どちらが正しいとかそういう話ではなく、一昔前なら確かに同調圧力で(そんな言葉すら存在しなかった気がするけれど)「ルールは守りましょう」一辺倒しかなかった。そのルールがおかしいかもしれないという考えそのものがなかった。

 

まぁ個人的には確かに一理あるような気もする。

 

とはいえ、ちょっと考えてみたいのである。

 

ここに、誰が考えてもおかしい、というルールが存在するとする。

誰が考えてもおかしければ、世界標準に照らし合わせても、合理性があるとは言えないルールだとする。

 

ではそのルールは、守らなければならないのか。

 

ルールは破るために存在する、と誰かが言った。

でも、そもそも自分が変だと感じるからといって、ルールは守らなくてもいいとなると、世の中が大混乱に陥る。

守らなくていい理由、それが「ルールがおかしいと感じるから」というのはあまりに恣意的すぎるし。

「国際標準じゃないから」というのも、何でもかんでも全て世界が正しいという考え方も、それはそれで怖い。

 

 

そもそもコロナ禍、最初のときからずっと思っていたのだけれど、終わりをどこに設定して動き始めたのだろうかと。切羽詰まっていたから見切り発車した面があったのだろうとは思うが、物事を始めるときは本当は、終わりを想定して動くべきなのである。ましてこんな伝染病の類であるならば、一体どうなれば終わりということになるのか。それがわからないとずっと出口の見えないトンネルを突き進み続けるという、モチベーションの保ちようのない年月を過ごすことになる。

ゼロコロナなのか、ある程度感染者を抑えられれば終わりなのか、それとも重症者がいなくなれば終了なのか、それがあやふやだから人々の足並みが乱れるのは当然ではないか。

 

話を戻して。

 

LIVEでのコールとなると、大きな声を出すのが前提なので、これも握手会同様、諸々のことが全て解禁となったうえで一番最後に設定されるものだろうとは思う。実際、政府の方針との兼ね合いもあるだろうけれど、運営側がどのタイミングで声出しを解禁するか図っているとは思うのだ。ここ最近は、また陽性者が増えてきているらしいので、どう考えても二の足を踏みそうなところではあるけれど、今のままでずっと続けていこうと考えているような気もしない。

 

LIVEは尊い

なにしろメンバーの最大の見せ場でもあるし、勝負の瞬間でもある。アイドルがアイドルとして、アーティストがアーティストとして最も輝くそのときなのであるから。

メンバーも当然ながら、最大の声援で応えてほしいと考えているに違いないのだ。

私たちだってそれは同じで、コールで彼女たちに応えたいという気持ちは当然強い。

 

お互いの需要と供給が一致しているのに、できない。

こんなもどかしいことがこの世に存在すると、50年生きてきて初めて知った。

 

 

 

 

企業として、このご時世でコロナのガイドラインに反するようなことをしてほしい、とは言わない。さすがに。

ただ、こういうことは、誰かが先陣を切らねばならぬのだ。

運営側が最も恐れるのは、声出しを解禁した結果クラスターが発生すること。百も承知である。

 

では、それを恐れるがあまり、この先永遠にスティックバルーンを叩かせるのか?

誰かが先陣を切るのを、じっと待つのか?

そんなLIVEで、コロナ禍であるからという理由で10000円近い、学生には支払いが厳しいような価格のチケットをこれからも売っていくのか?

国のガイドラインだから仕方ないと私たちに思わせたいのか?

 

 

 

コールは楽しいのだ。

私たちも、普段のストレス発散になるうえ、それでメンバーのステージにも熱がさらに高まる。コールがあることでメンバーのモチベーションにも効果がある。

確かに、スティックバルーンも、ペンライトも、一体感を演出するには必要なものだろう。でも、やはり自分の声に勝るものはない。

コールで声を出し、推しメンの名前を叫び、さらにその叫びに推しメンが応えてくれたときの感覚など、一生忘れられない財産になるかもしれないのだ。それほどの力がある。

 

 

陽性者を数えて、増えた減ったとやっているようでは、おそらく永遠に終わらない。

 

この3年で、あの自粛期間でさえも塾から配信するためにずっと出勤していた私から言わせれば、結局周囲にコロナが増えようがならない人はならないし、周りに濃厚接触すらいなくても、なる人はなる。基本的な感染対策さえしっかりしてるなら、批判覚悟で言うなら、後は「運」だ。そんな感じがしている。

 

 

 

LIVEで、コールが解禁される日。

 

 

その当日がやってきたとして、ステージには一体誰と誰と誰がいるのだろう。

一人でも卒業生が出ない段階で、その日がやってきてほしいと切に願うのみだ。

 

 

 

 

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