櫻坂日向坂の上り方〜川島雅隆的編集後記

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道のり、それは長きにつきー日向坂46初のLIVE円盤は約束の彼の地 2022年6月8日付

 

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日向坂46は、前身のひらがなけやき時代も含めて、実は一回もLIVE円盤が出ていない、というと意外に思われる方もいらっしゃるだろうか。

坂道の先輩である乃木坂46には多数の円盤が存在し、櫻坂46も前身の欅坂46時代は欅共和国やドーム公演、そしてTHE LAST LIVEの円盤が存在する。

今の日向坂の勢いであるならば、逆にLIVE円盤がないことが不思議なくらいである。それはずっと以前から私も指摘していたこと。そんな彼女たちのLIVE円盤までの道のりは、実に長きに渡った。

 

理由は本当によくわからない。

 

日向坂に改名してからはもちろんのこと、ひらがな時代だってLIVEはかなりあったはずなのに、一つも出ていないというのは異常と言っていい。そこには私たちの側から想像できるような理由ではなく、ヲタクが最も苦手とする分野である「大人の事情」が絡んでいるとしか考えられない。しかもそうなると、こちらからは何も言えなくなる。

何故なら、どう考えても日向坂のLIVE円盤は、とんでもなく売れるに決まっているからである。

ビジネス的に考えれば、例えばシングルの売上が右肩上がりに近い推移をしているのに、LIVE円盤を出さない理由がない。売れると分かっているのに出さないのは、ビジネス以外の理由があるからとしか思えないのである。

 

それが何かは、どうせ考えてもわかるハズがないので置いといて。

 

逆に、ひな誕祭ドームはなぜ円盤化できたのか不思議にもなるけれど…

日向坂メンバーには心よりお祝い申し上げたい。

 

 

 

運営がLIVE円盤というものをどういうふうに捉えているのか。

最近は、シングルの特典映像なんかでパッケージングしてしまっている例が多いのだが、あれを見ると本当に効率主義に陥っているなと心底思う。もちろん、コロナ禍もあるし、ミーグリの売上がかつての握手会の売上と比べてどうなのか、細かいことはわからない。正直なことを言うと握手会の方が稼げていたようにも思えなくもないけれど、設備費や当日のスタッフの確保など考えたときに、収支がどうなるのかは不透明な部分もある。

仮にコロナ禍になって全体的な収支が悪化しているとして、それがパッケージ化の理由だと言われれば渋々ながら頷けなくはない。コストダウンの方法として編み出されたものだとすれば。

 

ビジネス的な話と、エモーショナルな話は、相容れないものである。

 

ビジネスとしては、運営は当然利益を追求し、支出を抑えなくてはならない。そのためにさまざまな方法を模索する。

しかし、感情面において、LIVE円盤として形になることに、いかに重要な意味があるのかを、果たして運営は知っているのだろうか。

 

おひさまにもいろんな方がいて、それこそ私のようにひらがな時代の、なんならそのひらがなけやきの立ち上げから彼女たちをずっと見てきている人もいれば、改名してすぐにおひさまになった人、改名後の活躍を知っておひさまになった人など多種多様ではある。ただその誰もが「LIVE円盤」の存在に飢えていたのは事実であろう。これだけの知名度になったにもかかわらず、なぜ存在しないのかもはっきりしないまま。だからこそ、この発表は驚きと共に歓喜に沸いた。

そしてもう一つ重要な意味がある。

それはメンバーにとっても、形にあるものとして自分たちの映像が残ることになった、ということだ。

 

この「形として残る」というのを、運営は一体どれくらいの重要性として認識しているのだろう。

 

あれだけ毎LIVEでカメラを回し、マスターテープが山のように存在しているはずなのに、それを表に出さない。

過去のLIVEの全てが、今のところ円盤にならずに眠らされている。

それが、エモーショナルな部分でいかに罪深いことなのか、本当に理解しているのだろうか。

 

 

過去のLIVEも、発売されればおそらく売れるに違いない。

それが分かっているのに、出してくれないもどかしさ。

 

 

 

2度の延期を乗り越えて辿り着いた、約束の彼の地。その場所で待っていた景色は、メンバーにとっても確かに忘れられないものになったであろう。これから何年も経って、例えば全員が日向坂を卒業する日が来るとしても、あれだけ重要な意味を持たせた東京ドームLIVEが、形に残らないという理不尽さは絶対に許したくなかった。そういう意味でも本当にホッとしている。

 

 

 

そしてもう一つ気になる点は、ほぼ同時期に公開される、東京ドームまでの軌跡を描いたとされる、ドキュメンタリー映画第2弾とのリンクである。

 

 

映画の公開が7月8日。

円盤発売日が7月20日

この、ほぼ同時期、というのがポイントである。

LIVE円盤とともに同梱される特典映像が、裏側への密着ということなので、そうなると、特典映像として収録される部分以外の、ドームまでの軌跡が、映画になっているということか。特典映像自体がどこまでの内容の収録なのかわからないけれど、うまく繋げることができれば、このメディアミックスで一つの事象を様々な角度から捉えることができる気がする。というより、それがもし組み込まれるのであれば、今回の円盤の最大のウリの一つになるのではないだろうか。

 

 

 

 

 

渡邉美穂の卒セレが迫ってきた。

この夏、日向坂にとっては結構大きな過渡期だと捉えている。

節目というなら、このひな誕祭ドームが間違いなくそれだった。そこから次に何を目指すのか。ドーム、というような、はっきりとした新しい目標を設定することができるのか。

 

今までが出ていないのが、本当に、未だに謎ではあるが、ポジティブ解釈をするなら、それを破ってようやく円盤を出してくれることになったわけだ。

よかった、嬉しい。その想いに浸るのも大切なことだ。

だが、今まで出してこなかったものを出す、ということにも、運営から日向坂へのメッセージが隠れているととることもできる。

 

しかも、発売日が7月20日

W-KEYAKI FES.2022開幕の前日である。

 

 

これは私たちヲタクが考えることではなく、メンバー一人ひとりの、おそらく心の問題なのである。

 

 

 

 

 

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