櫻坂日向坂の上り方

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「変化」ではなく「進化」を体現せよー山﨑天の成長に櫻坂の未来を見る 2022年5月25日付

自分でも本当に不思議だけれど、渡邉理佐卒コンのフォトはもちろん、その後に放送されたそこさくも含めて、今見返す方が涙が溢れる。いや、そのときも相当泣いたけど、今になってから次の「波」がやってくる。これはあまりに想定外。

メンバーみんな思うところがたくさんあったはずなのでいつも以上に気合が入っていたに違いないが、実は、私が卒コンで理佐以外に目を奪われたのは山﨑天だった。

 

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彼女はあの二期生の中でも少し違う立ち位置にいる。周りは同期も含めて全員自分より大人で、同世代が全くいない中で初めてのことばかりを体験しなければならなかった。おそらく右往左往しながら日々を過ごしているうちに、自分が加入したはずの欅坂46が改名するという経験をする。

思春期真っ只中だった彼女に与えた影響は如何程かと考えてしまう。

欅坂時代の彼女といえば、どうしても何かに萎縮しているというか、元気のなさがとても印象にあって、それは別に元気がなかったわけではなく、彼女の置かれている状況があまりに特殊で、それに身も心も追いついていなかったんだろうと想像する。

 

私が山﨑天の話をすると、必ずと言っていいくらい持ち出すのは、お見立て会の「頂点に導く」発言。あの瞬間は自分の中に電撃が走った。

ただかわいそうだったのは、当時そもそも二期生の加入を快く思わない向きがあったところに、今までと全く違う空気を入れたがっていると映ったのだろう、結構叩かれていたイメージがあったことだ。それから彼女は一切その発言について触れなくなった。

それどころか、そこからあまり言葉そのものを発しなくなったようにも思えた。

 

考えてみてほしい。

 

当時13歳だ。

 

ご自身の同じ歳のときのことをぜひ思い返していただけないだろうか。

 

想像もつかないような世界に飛び込み、周りはみんな大人で、もしかしたら入ったことを後悔した瞬間があったかもしれない。

もちろんわからないことが多かったから言えた、というのもあっただろうけど、ファンがいかに欅坂というものを信奉していたとしても、そんな中学生を叩くという行為がどれだけ酷いことか。それを知ったのか知らずかはわからないけれど、何故彼女があそこまで口をつぐまなければならなかったのか。

 

可能性を潰すことになる要因は、様々だ。

 

でも、応援している側がその要因になることほど、愚かなことはない。

 

それでも彼女の、というより、二期生全員に言えることだけど、反論など一切せず、自分たちの活動でそんな声たちを消し去っていった。

何かに対して反論するのではなく、自分たちの行動、そしてそれに伴う実力で批判の声を消すということが、いかに素晴らしいことで、いかに大変なことか。

それを当時中学生の彼女が一歩ずつ成し遂げていったのだ。

 

あなたにはできますか。私には、たぶんできない。

 

 

 

 

山﨑天が明らかに変わったと私が感じたのは、改名直後であった。

冠番組での振る舞いもそうだし、何よりカップリングとはいえセンターを務めることになって、本人の意識ももちろんのこと、最年少のセンターを支えようというメンバー・スタッフのおそらく相当な努力が彼女を変化、いや進化させていったのだろう。

 

だからこそ、この理佐への言葉がリアリティーをもって私に刺さる。


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実際の彼女は長女で、長女はなかなか甘えられないという話はよく聞く。そんなときの理佐の言葉はそりゃ染みるだろう。おそらく気を張って毎日を戦っていたはずだから、なおのことである。

 

もちろん、一期生全員が彼女たち二期生を心から大切に感じ、接してはきたはず。そして、そもそもそんな一期生に憧れて入ってきた二期生は、そんなこれ以上ない環境で自分をしっかり出していく。山﨑天の場合はそれが冠番組での変化であり、「Buddies」センターであり、そして4th表題「五月雨よ」の表現力に繋がってゆくのではないかと。

 

理佐と葵が卒業すると、そこにできる穴はどれくらいのものになるだろう。おそらく誰にもまだ想像ができないレベル。でもだからこそ、最年少の彼女がのびのびと楽しんで、なおかつグループを引っ張る存在になってこそ、櫻坂は真の意味で「進化」したと言われるのではないかと感じる。

 

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彼女にとっては、忘れたいことかもしれない。でも、私はやはりあの発言に拘りたいのである。どういうつもりで口にしたのか、もはや本人ですらわからないかもしれないが、でも今の彼女なら本当に達成できる、そんな気がするのだ。

 

 

天ちゃん、今こそ敢えて自分の言ったこの言葉と、正面から向き合ってみる気はないか。

 

 

 

 

 

「山﨑天の“てん”は、頂点の“てん”。欅坂46をアイドル界の頂点に導きます!」

 

 

 

 

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…できるよ、きっと。

 

そしてそれは、、、

 

〝お姉ちゃん”の想いでもあるのではないのかな。

 

 

 

 

 

 

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