輝きの中心にいなければならない人ー原田葵生誕祭 2022年5月7日付
ね
その眼が見つめるもの
— 🌸🎨🧢🏦 川 島 雅 隆 ◢͟│⁴⁶ 🌳🐴🗒☀️ (@hiroty0526) 2022年5月6日
7年の歴史で見てきたものは、酸いも甘いも入り混じるもの
今までも遊びではなかった
でもこれからはもっと世間の荒波が待つ
たとえそうであっても…
葵は太陽の方に向かって伸びる植物
次は自らが太陽となって周りを照らせ
その輝きは、既に持っている#原田葵生誕祭 pic.twitter.com/B9Kw8dyiur
卒業を発表している、ということは、生誕を祝えるのも今年で最後である、ということを意味している。
もちろん彼女の人生はずっと続いていくけれど、櫻坂46としての彼女の生誕祭は最後、ということ。
今まで本当にたくさんの卒業メンバーがいた。
欅坂46として活動していた頃は、一人の卒業生も出さずにしばらく続いていて、アイドルグループを推すという経験のなかった私が、それは凄いことだと気づいたのは結構あとだった。
ただ、卒業生が一人出てからは、いろんな原因はあったものの、雪崩のように卒業生が出て、それもなかなかメンタルには厳しい出来事ではあった。
しかし、慣れない。
何度経験しても慣れない。
でもそれは考えてみれば当然の話で、卒業という事象そのものは何度も経験したとしても、「その人の卒業」というのはオンリーワン、一度きりのものだからだ。一人ひとり意味合いが違う。慣れない方が自然なのだ。慣れでなんとかなるものではない。その人その人の存在に意味を持たせているならば、そのときどきで襲う感情は様々だ。
原田葵の卒業が、渡邉理佐のそれと重なったのは、偶然なのか、わざとなのかはわからない。
ただそのことによって、おそらく相当前から準備されたであろうと思われる用意周到な理佐の卒業までの道のりとは対照的に、目立ったことがあまり用意されてない彼女の卒業への道。そのコントラストは、特に彼女を推す人から見れば歯痒いに違いない。共に一期生で、欅坂の礎を作ったメンバーであり、重要度の高いポジションだって確かにあったはずなのにと。
だからこそ気になった私は、彼女に最後の挨拶をするために、先日のミーグリに参加した。
理佐の卒業と比べてどうの、などということはもちろん聞けないけれど、今の心境をこの目で探ってみたかった。
4/29(金) #櫻坂46ミーグリ 3部 #原田葵 ×3枚
— 🌸🎨🧢🏦 川 島 雅 隆 ◢͟│⁴⁶ 🌳🐴🗒☀️ (@hiroty0526) 2022年4月29日
たぶんあおいちゃんとはこれが最後かな…
握手会と合わせて合計で3回行ったっけな。本当に芯の強いコだと思うんだ。
見た目可愛らしくて愛されて、芯があるから自分の道もちゃんと選べる。
卒業後もしっかり見届けていきます。 pic.twitter.com/ypZmH6Tlvx
今も記憶にあるのは、理佐との比較など全く考えていないと思えるような、とても晴れ晴れとした表情というか、悔いのなさというか。それが本当に印象的だった。つまり、こちら側が勝手に気に病んでいるだけであって、彼女本人にはほぼ関係のないことなのだと。
欅坂が立ち上がって、その間にはいろいろあった。本当にいろいろあった。芯が強いといったって、加入当初は中学生で、周りはほとんど自分より年上で。接し方だって難しい上に、その年上メンバーの多くは人見知りだった。そんな中でも彼女は怯まなかった。いや、もちろん葛藤はあったにせよ、天真爛漫さでグループにおけるアクセントとなった。
元から芯が強かった、というより、様々なことの中で強くなった、という方が正しいかもしれない。
学業での休業を経て、グループに帰還。
知ったときは、ホッとした。そのまま卒業するのではないかと思っていた人は意外と多かった。ということは、ホッとしたという本音を漏らした人もことのほか多かった。
原田葵がそこにいて、いろんなメンバーが集まってくる。そのときの空気がたまらなく好きだ。
ギスギスしたものは一切感じられない。そんな空気になりようがない。
でも、それもやはり、あの頃の怒涛で激動という毎日を過ごしていたからこそ、生まれるものだというところに帰結する。
彼女の今後について、確かに話は出ている。でも私は、正式に発表されるまでそのことに一切触れないでおこうと決めている。
私なりのリテラシー。情報を受け取る側の姿勢であると同時に、発信する側として、確定していない情報を流すことだけはしないというのが流儀である。
とはいえ、たとえどんな道に進んだとしても、彼女はとてつもない武器がたくさんある。
見た目の愛らしさ。
頭脳明晰。
そして何より、その見た目からは想像もできない芯の強さ。
私は何かにつけて、勝ち負けで表現してしまう癖があるので、よくないとわかっているが、敢えて言う。
彼女は、勝てる。必ず。
そして一つだけお願いしたいのは、どの道に進んだとしても、必ず「元欅坂46の」「元櫻坂46の」という冠がついて回る、つまりグループを卒業しても、グループの代表であることは変わらないということを常に念頭に置いておいてほしい、ということだ。
卒業生の話題を見るにつけ、私たちが最も複雑な気持ちになるのは
「アイドルあがりだから、この程度か」
「アイドルだったから知名度はあるけれど…」
「アイドルやってた割には、大したことないね」
という言葉たちである。
もちろん何をしたってこんなことを言う輩はいるだろうから別に放っておいていいんだけど、どうせ言われるならば
「アイドルだったのに、ここまでできるなんてスゴい!」
と言わしめたい。
それは結局「やはり欅坂は櫻坂はスゴいんだ!」という評価に繋がる気がする。
そして、原田葵はそれができる人だ。
自信を持って送り出せる。
だって7年も見てきたんだもの。
昨日今日で判断してるんじゃないんだから。
原田葵さん
22歳の誕生日おめでとう。
どんな道に進んでも、私たちはずっと応援します。