早咲きも遅咲きも、咲く花に違いなしー2022年5月4日付
一輪の美しさ、揃い咲きの美しさーラヴィット!、花ちゃんズでスタジオ
ラヴィット!では、坂道シリーズでその道を開拓してくれたのは日向坂46であった。加藤史帆のシーズンレギュラーが結局全ての始まりだったと言える。
道というのは切り拓くまではもちろん大変だけど、一度できてしまうと後続は来やすくなる。そして、もちろんそれは他の坂道にとっても言える話。
櫻坂のメンバーも次から次へと出演できるのは、制作側にとって坂道メンバーのプロトタイプが成功したことを示す証左である。
現在の水曜シーズンレギュラーが、私にとっては満を持して登場の、推しメン・富田鈴花。
気合が入っているのは、もう痛いくらい伝わる。でも、ラヴィット!という番組はとても懐が深い番組でもあると思うので、ある程度思い切りよく行っても大丈夫だと思っている。
今日のロケなんてまさにそれがはっきり出ていた。
アイドルであろうがなかろうが、結局自分の得意分野で勝負できるときはした方がいい、と思っている。
バラエティであれば、それで周囲が必ず何とかしてくれる。
甘えではなく、周囲と環境に感謝してフィットさせていく、ということだろうか。
今日のスタジオもいつもよりかなりリラックスというか、普段どおりに近い富田鈴花が見れた気がする。
やはり盟友・松田好花が隣にいたことも間違いなく影響しているだろうけど。
少しずつ慣れてきている証拠かもしれない。
遅すぎる栄光とアンビバレントーkumiblog
ちなみに #アンビバレント も7thだったなくみてん😊#佐々木久美 #kumiblog #アンビバレント #1次全完売おめでとう https://t.co/2FTrMJUvY7 pic.twitter.com/f4MUZGM014
— 🌸🎨🧢🏦 川 島 雅 隆 ◢͟│⁴⁶ 🌳🐴🗒☀️ (@hiroty0526) 2022年5月4日
日向坂46の7thシングル「僕なんか」の個握ミーグリにおいて、キャプテン・佐々木久美が初の一次全完売を達成した。
正直、遅すぎるくらいだと思っていた。
日向坂に限らないけれど、女性グループが売れるスピードとして、まずセンターであるグループの「顔」に注目が集まり、それ以外の目立つメンバーにスポットが当てられ、そこからいろんなメンバーをピックアップされていって、グループの知名度の底上げが図られる。
彼女の力など今更言うまでもないことではあるけれど、おひさま以外の一般層にアピールするにはどうしても派手さはない。彼女の仕事というか、役割というのはそういうものなのだ。逆にキャプテンが前面に出てくるグループ、という方が違和感があるだろう。
ということは、佐々木久美の個握が全完売になることの意味を考えなくてはならない。
それは、本当の意味でおひさまの裾野が、私たちが考えている以上に広がっていることを意味するのではないだろうか。
本当に、しっかり日向坂46というグループを見ている人ならば、目立ちにくいところでその力を発揮している人を見逃すはずがない。
一方で、佐々木久美はしっかりと露出もある。一般層にアピールする機会も少なくはない。つまり、知名度もじっくりと上げていける環境があったのだ。
彼女は全く考えていなかった、と言うけれど、私からすればそんなことは全くない。繰り返すけど、7thで初の全完売など、逆に遅すぎるくらいだ。
ちなみに、彼女のブログに載せられた、アンビバレントという言葉。
彼女のことだから意図した可能性もあるかもだが、欅坂46の7thシングルが「アンビバレント」だった。
アンビバといえば、漢字欅とひらがなけやきの合同選抜で務め上げた、あの日を思い出す。
このときは、漢字欅メンバーが数名出られないことで、ひらがなからメンバーが呼ばれたと記憶している。
敢えて運営側の視点でものを考えた場合、欅坂を全員選抜でできていたのは、もちろんメンバーの意向もあったかもしれないけれど、こういう有事の際にひらがなから呼ぼう、という意図があったのかもしれないと思う。
逆に言えば、ひらがなが日向坂として独立してそれができなくなった以上、選抜制度を敷いて有事を乗り越えるためのメンバーが必要になったのかもしれない。
それは現在の日向坂にも当てはまる話ではあるけれど、4期生が加入しての初のシングルで選抜制度が導入されるのか、それとも4期生を入れた全員選抜になるのかは注目に値する。
編集後記の編集後記ーちょっとした戯言
櫻坂46は、5/21・22に渡邉理佐の卒業コンサートを控える。同時に原田葵の卒業も間近である。
4thが発売から1ヶ月を迎え、ある程度4thの活動も落ち着きを見せ始め、ミーグリも滞りなく進んでいる。このまま6月になれば、4thの活動自体も終盤戦を迎える。
となると、もう「次」を見据えたくなるのがヲタクである。
昨年を例にとれば、5月の末にはケヤフェスの発表がなされ、7月に開催。8月中旬に3rdシングル発売が決定し、その3rdを引っ提げる形で「1st TOUR 2021」が発表され、9月からスタート。
正直、2ndから3rdまでの間が長かったので、今年の参考になるかどうかは別ではある。でも今の活動幅から考えると、もしかするとそろそろ5thが動き出してきてもおかしくはない。
いや、5thもそうだけど、欅坂の例を考えると、4thの後はアルバムの可能性もある。
もっと正直なことを言えば、渡邉理佐の卒業プロジェクトの諸々を見ていると、急遽決まった感は全くなくて、とても用意周到なものが次から次へと出てきている気がする。実は理佐の卒業というのは、相当前からこの時期だと決まっていたようにも思える。そこから逆算して、全てのプロジェクトがかなり前から動いていたのでは、とも。
どちらかというと原田葵の卒業の方が、急遽感がある。りさあおがこうも対照的なのは、それが原因ではないかという気がしてくる。
だから実は、私たちがこうしている間にも、もしかすると別の「何か」が既に動き出しているかもしれない。
それは例えば、5thやアルバムといった、ワクワク感のあるもの、かもしれないし。
逆に…
いや、やめておこう。
ここから先を述べるのは、野暮というものだ。
そしてこれは、もちろん日向坂46にも言えること。
渡邉美穂の卒業、4期生加入、表立って見えることだけでも、今年は様々に動く。
さらに水面下でも、何かが動いているに違いない。
5月。
あと1ヶ月で、2022年は半分が過ぎる。
早い。実に。
ここから彼女たちは、一体何を見せてくれるのだろう。