櫻坂日向坂の上り方〜川島雅隆的編集後記

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五月雨や 起き上がりたる 根無草 ー櫻坂46、4thシングル「五月雨よ」発表 2022年2月10日付

根がちぎれ枯れかけていた草が、梅雨の雨を浴びて再び根を出して起き上がってきたことだ。

 

五月雨、といえば、かの有名な芭蕉の句が思い出されるが、今の櫻坂にはこちらを手向けたい。

村上鬼城の句。

欅坂46の改名に端を発した櫻坂46。改名の頃はメンバーはもちろん私たちも不安だらけだった。枯れかけていたとは思わないが、グループの存続すらどうなるか不明瞭な状況があったのは確かだ。そこから走り出し、少しずつ櫻坂46としてのステータスを色づけているように感じるのは、彼女たちの努力であり、運営を始めとするスタッフさんの東奔西走であり、そして私たちBuddiesの強い声援が全てミックスされてのこと。

それ全てが、すなわち五月雨に当たる養分なのだろう。

 

櫻坂46、満を持しての4thシングル発表。

 

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五月雨は、五月の雨と書きはするものの、季語は旧暦で考えるもの。

新暦の6〜7月にあたるため、実は五月雨とは梅雨のことである。

同時に発表された個握ミーグリは5月8日までだが、ここに全握ミーグリが加わると、もしかしたら6月や7月にまで渡るかもしれない。ただ実際その方が五月雨の本来の意味としては合っている。

と言うよりも、五月雨っぽい云々より何より、渡邉理佐原田葵のラストシングル期間、Buddiesなら少なくとも、少しでもその期間が長い方がいい、と思うのが人情だ。

 

注目点まとめ

 

 

 

1.センター

私たちや運営側がいくら「全員で輝く」と言ったところで、MVやTV披露のときはセンターを中心に写すのは当然だし、その曲の「顔」である以上それが大きな役割とも言える。ということは、今作もその「顔」を誰に据えるかというのが最大の注目点にならざるを得ない。

1stと2ndは、森田ひかる。

3rdは、田村保乃。

ほのセンター継続か、それとも変えてくるか。

正直私のような箱推しになってくると、全員の「五月雨よ」センターを1回ずつ観たいくらいになってはくるが、それはまた別の話。

別の話ではあるけれど、ただ誰がセンターとして戦っても勝負はできる。それだけの力はあると信じる。

りさあおラストだからセンター、というのは本人たちが受けない気もするし、そもそもそれありきで曲が作られるような感じがしない。櫻坂全体の流れの中で、たまたま卒業の時期がここだった、というのが正しいような気がする。

もちろん見たいに決まってはいるけれど…

敢えて見方を変えれば、そんな彼女たちを送り出す意味で、彼女たち以外の一期生がセンター、という可能性も多分にある。そして一期生はそれができるメンバーしかいない。

二期生。

るんほの以外だと、藤吉夏鈴、山﨑天というセンター経験者はある意味安定しているけれど、いきなりそれ以外から表題センターも面白いとは思う。

夏鈴ちゃんには、ある意味特別な想いで、表題センターを務めてほしい気持ちはある。天ちゃんも、そろそろ頂点を導く戦いが始められる経験値。

もちろん、一期生二期生関係なく、誰がなっても必ず絵は描ける。

どの絵を運営が選択するか、だと。

 

もうすでに決まっているどころか、そのセンターを中心に振り入れ等走り出しているはずなのだけど、どんな景色がBuddiesの前に現出するのか。

 

2.櫻エイト&フォーメーション

櫻エイトを継続するかどうかは現時点で不明ではあるけれど、エイト継続は選抜制度継続も意味する。

正直、23人という人数で選抜制度にこだわることの意味は理解し難い。あるとしたら、ビジネス的な、売る側の論理オンリーであって、こちら側としては、あるかどうかもわからない4th BACKS LIVEへの期待くらいしかない。もちろんそれはそれで尊いことではあるし、私もBACKS LIVEはとても好きなんだけど、りさあおラストという意味でも全員選抜を推したい。

タイムラインでもちょくちょくエイト予想フォメ予想を目にはするけれど、自分がそれをするかというと、できない。誰を入れても、誰を後ろに下げたとしてもしっくりこないからである。

仮に全員選抜だとしても、次はその問題が起きる。

誰かが前に来るということは、誰かが後ろに下がるということ。

選抜であるならば、誰かが新しく表題メンバーに入るとしたら、誰かが外れる、という、度し難い現実に直面する。

新曲は、もちろん新しい期間に入るというワクワクがある一方で、またその熾烈な様相を見なきゃいけないという側面がある。

 

3.カップリング

櫻坂日向坂共に言えることだけれど、とにかくカップリングが強い。私たちだけでなく、もっと広く世間に知ってもらいたいくらい強い。カップリングで終える、LIVEでないと披露されないというのは実に勿体無い。

櫻坂に限って言えば、前例を踏まえて7曲が収録が収録されるとすれば、これで28曲が持ち曲となる。LIVEの幅が更に広がる曲数ではあるが、「全員で楽曲を届ける」ことに拘って生まれたシステムのためか、ユニット曲がすこぶる少ない。全員で楽曲を届けるはずなのに、全員で歌唱する曲がない。そもそも「全員で楽曲を届ける」ことと、選抜制度は、水と油。矛盾しか生まないのである。無理やりこの水と油を混ぜれば、弊害を生むに決まっている。

よくわからないのは、このことに拘るのなら、なぜ3rdで急にユニット曲を入れてきたのか、ということ。「ジャマイカビール」も「On my way」ももちろんいい。ただそれとこれとは話が別で、これは4thカップリングにも大いに関わる話である。この2曲をユニット曲解禁と捉えるなら、ユニットの組み合わせの可能性はいくらでも膨らむ。

というより、その前提として、今までの櫻エイト+3チームという構成を継続するか、全員選抜で表題に戻すのかで、話が全然違ってくる。まずは、冠番組で発表されるというフォーメーション次第か。

 

4.特典映像

通常盤以外におそらく収録されるであろう特典映像。最近はLIVE円盤を単体で発売せず、シングルの特典映像に収める傾向が強いが、お得感がある一方で、個人的にはLIVE円盤という形での置いておきたいという気持ちも強い。

もし今回収録されるとすると、W-KEYAKI FES.、1st ANNIVERSARY LIVE、3rd BACKS LIVEと可能性のあるLIVEが目白押しだ。これらが全て収録されると考えるのは難しいし、どれかは単体での販売を期待したいところだが、果たして。

そして、メンバーもBuddiesも期待しているのは、やはり「SAKURA HOUSE」ではないだろうか。欅坂時代のあの「KEYAKI HOUSE」は誰のアイデアかわからないが、本当に需給が一致した珠玉のコンテンツだった。メンバーが仲良さそうにしている様子は、私たちにとってもたまらない映像となる。ミーグリにおける定点カメラがそれに近いが、あれは生中継な上にアーカイブなんて絶対に残さないだろうからまさにその場限り。そこまで行かずとも、普段の関係性が垣間見える、そしてメンバーの素顔がふんだんに盛り込まれる映像は、全てのメンバー&Buddiesの待ち焦がれるものだろう。

何より、渡邉理佐原田葵がメンバーと共に過ごす最後の姿。

ここだけでも、「SAKURA HOUSE」の意味はある。

 

5.全握ミーグリ

4th期間は、全てが「渡邉理佐原田葵のラスト」という冠がついて回る。

ミーグリは、個別はもちろんのこと、実は全握ミーグリを個人的にはかなり注目している。

守屋茜渡辺梨加の卒業時を参考にすれば、4th期間とは現時点では、この全握ミーグリ最終日までを指す。もちろん、ペーねんのときのように、個握ミーグリ特別枠が追加されれば別だし、おそらく開かれるであろうミニライブのコメンタリー版が本当のラストとなる可能性が高いが、配信される頃にはおそらく二人の活動は終了しているだろう。

今回4thは、できればこちらにも少し力を入れたい。

今執筆している時点では、個握ミーグリの抽選結果待ちの段階だが、全て当たるとは思えないので、外れた分をこちらに回そうかと考えている。スペシャルプレゼントの発表があるまでは日程から何からまだわからないが、いつも以上に注目して見てみたい。

 

6.卒業ライブ

実はここに触れるのが最も難しい。

守屋茜渡辺梨加のときは、アニラを控えていたというのもあったので、そこで二人のセレモニーを設ける機会があった。ところが、りさあおの場合は、現時点でそれに当たるLIVEが発表されていない。とすれば考えられるのは、いわゆる卒コンにあたるものが企画されるかどうかだが、もちろん櫻坂では前例がないし、欅坂時代に遡っても、長濱ねる卒業イベントくらいしか記憶にない。そしてそれも、卒コンではなかった。

4th期間、4thの楽曲を届けるために全員が全身全霊で臨むとは思うけど、裏の意味で最大の関心事になるのはこの卒コンの有無かもしれない。

果たして二人を送る手向けの舞台は用意されるのか。

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一期生を初登場の頃からずっと見てきた人間からすれば、卒業イベントでもいいので、当然あってほしいに決まっている。

 

いよいよ動き出す、4th。

改めて言うまでもないが、それは渡邉理佐原田葵のラストの時間が刻まれる期間。

繰り返したい。

そのことを悲しむのではなく、その尊い時間をどれだけ大切に彼女たちと過ごせるか。

ある意味いつも以上に尊さが増すことになるこの期間が始まることを、喜ぼうじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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