櫻坂日向坂の上り方〜川島雅隆的編集後記

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日向坂46が4年目に見据える坂の上の景色とはーあなたにありがとう2021 2021年12月30日付

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最近は、日向坂46が活躍している場面を見るだけで、何となく涙ぐんでしまう自分がいて、そんな自分にハッと気づいて驚くということが一度や二度ではなかった。

なぜだろう。

たぶん、自分のDNAの部分では答えはわかっている。

古参が偉いということはさらさらないのだけれど、やはりひらがなけやきの立ち上げから見てきた人間としては今の活躍、少しでもテレビに出ている姿、雑誌に出ている姿、少し前の握手会でみんなが並んでいる姿を見て、感慨深くならないわけがないのだ。

 

キュン個握初日。大阪ATCホール

ひらがな時代では考えられないほど多くの人が会場に詰めかけ、以前から参加している私たちがまず驚いたものだ。

その日は相当多くのメンバーと初めて会ったのだけど、中でも印象的だったのは、佐々木久美との握手。

 

 

まず、キャプテンと人の多さを喜びたかった。そしてこのときが初めましての彼女ではあったけれど、本当に嬉しそうな顔で答えてくれたことは今でも忘れない。

 

あのドキュメンタリー映画については批判もあったけれど、概ね間違ってはいないと思っている。

漢字欅が悪い、という伝わり方になっているのはたぶん彼女たちの本意ではないはずで、でもその一方で当時のひらがなけやきの芽が出にくかったのは事実ではある。

 

そういう苦労を遠まきながら知っているだけに、日向坂になってからの、ある意味の「ブレイク」は当然感慨深いのだ。

 

しかしここまで、あの漢字欅から色を変えたグループになるとは想像しなかった。

でもそれもいい。

同じ色のグループになる必要などない。

 

他方、日向坂46のルーツはひらがなけやきであり、さらにその元は欅坂という大木であることは忘れないし、変えようのない事実である。

だから私の中では、日向坂46の真の魅力はパフォーマンスにあると思っているし、アイドルらしいパフォーマンスもさることながら、欅坂が乗り移ったようなバキバキのダンサブルな楽曲も、実は彼女たちのお家芸。日向坂2021となると、それこそ5枚目6枚目シングルと初の全ツ、となるのだろうが、私の中ではBTSの「Butter」をカバーしたときがターニングポイントだった。

 

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どこか今でも、アイドルグループがかくし芸を披露したような印象で語られている気がするが、そうではない。あれこそが日向坂の真骨頂なのだ。それこそ、右も左も分からないメンバーが多くおり、当時欅坂に在籍していた平手友梨奈はじめメンバーが交代でダンスを教えていた、あの頃。

 

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だからこそ、だ。

日向坂46というグループがパフォーマンスに原点がある、ということは、それはとりもなおさず欅坂という大木が原点、ということに繋がるのだ。

 

そんな日向坂46の2022。

3月のひな誕祭が、ついに東京ドーム。

いよいよ約束の卵の完成型がその場に現れる。

目標というのは、どうしても一度達成してしまうと、意識するしないに関わらず一区切りのような空気ができる。できてしまう。

それそのものは悪いことではないのだけれど、問題はそこから。

私は立ち止まることも、振り返ることも、決して悪いことではないと思っている。

課題は、そこから先が見通せるか。その先へ踏み出すことができるかどうか。

再び新たな坂の上を目指して顔を上げられるかどうかに、日向坂2022の正念場がある気がする。

 

ある意味、本当の意味でグループとしての真価が問われる年になるかもしれない。

 

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