年月のスピードと培われるスキルー佐々木美玲にみる自らの「歴史」の受け入れ方
これもあまり言ったことのないシリーズなんですが、私はかなり早い段階からみーぱんの表現力が好きで、中でも「期待していない自分」MVとこの #Aimer さんの「花びらたちのマーチ」MVが特に好きです♪#佐々木美玲 #mireitalk pic.twitter.com/muTuDsBOtp
— 川 島 雅 隆 ◢͟│⁴⁶ (@hiroty0526) 2020年6月3日
実はこれ、みーぱんのメッセが元なんですが、「何がきっかけで日向坂46を好きになったか」という質問に対する返事がたくさん来てたとのことで…
それがAimerさんのMVだったり、有吉ゼミだったり…と
…ん?
いやそれみーぱん個人を好きになったきっかけやん!😅
とは思ったんですが、それはまぁ置いといて。
私が個人的にみーぱんに注目した最初は、やはりAimerさんのMVだったように思います。
もちろん「期待していない自分」センターのMVもそうだし、「わずかな光」や「三輪車に乗りたい」もそう、「Re:Mind」もそうなんですが、いつも元気印の彼女が曲の世界観にしっかり合わせられる表現力を持っていることは、もっと評価されていいのではないかとずっと思っています。
そんなみーぱんのルーツは、ご存知の方も多いと思いますが、ひらがなけやきに加入する以前にも地下アイドルとして活動していたことにありますよね。
実は私は、アイドルというものにそう詳しいわけではありません。確かに好きか嫌いかで言えば好きですが、ここまでのめり込んだのは欅坂日向坂が初めてのように思います。もちろんAKB48、それ以前のモーニング娘。、80年代自分が中高生だった時代のアイドルも好きでしたが、今ほどののめり込みはなく、知識も乏しいんです。
だから、地下アイドルなどという存在があるのも本当に知りませんでした。
みーぱんの以前のアイドル活動については、以下でお書きになっている記事が詳しいかと思います。
そう言えば、昨年10月大阪城ホールで行われた「MBS音祭」に日向坂46が出演したあと、オープニングアクトで出演した大阪☆春夏秋冬のメンバーがTwitterで日向坂メンバーと撮ったフォトをアップしてくれてました。
その中で、特にみーぱんの名前が。
ふと思い出した、昨年の #MBS音祭 の裏話❶#大阪春夏秋冬 #佐々木美玲 https://t.co/pDD5WSGUqg
— 川 島 雅 隆 ◢͟│⁴⁶ (@hiroty0526) 2020年6月5日
ふと思い出した、昨年の #MBS音祭 の裏話❷#大阪春夏秋冬 #佐々木美玲 https://t.co/OpkVF31q5v
— 川 島 雅 隆 ◢͟│⁴⁶ (@hiroty0526) 2020年6月5日
「しゅかしゅんとは本当に家族家族」
大阪春夏秋冬のメンバーとみーぱんの間柄がどういうものなのかは調べてもよくわかりませんでしたが、推測ながら当然考えられるのは、choco☆milQ時代のみーぱんと何らかの関わりがあったということでしょう。
そして、みーぱんがそれをとても大事にしている姿勢が見て取れます。
欅坂で言えば石森虹花や、卒業した今泉佑唯や鈴本美愉や志田愛佳、日向坂は齊藤京子もそうですが、坂道Gに入る前に既に芸能活動やそれに近いことをしていた経歴のある人が結構います。
でも、何故かそのことを隠そうとするような向きも時に感じられたりします。
実に不思議な話です。
その人の過去というのは、いい悪いは別にしてその人を形作ってきたものだと思うわけです。そこを否定してしまうと、今現在のその人が全否定されてしまうことになりはしないのかなと。
もちろん、様々な事情から、過去の自分と完全に訣別したい!という人もいらっしゃるかもしれません。
ただ、アイドルのことに限定して言うならば、過去にアイドル活動や芸能活動をしていた、或いはそこを目指してオーディションを受けていたということがそんなに隠さなければならないようなことなのでしょうか。
佐々木美玲が今現在日向坂46において存在感を示し、普段は陽の部分を前面に出しつつも世界観によってはしっかり儚さ切なさといった人間の内面を見せることにも長ける、そんなアイドルとして君臨しているのは、おそらくですがそういう過去の経験も下地にあるのではないかなと思うわけです。
もちろんその時代の彼女を全く知らない私が語れることではないんですが、楽しいことばかりではなかったはずだと推察します。
そう考えると、みーぱんは10代のかなり多くをアイドルに捧げてきたことになるわけで、それも尊敬に値します。
choco☆milQでの活動が2年と10ヶ月。
けやき坂46一期生に合格し、日向坂46となって本日まで4年と少々。
時の流れは、本当に早い。
彼女にとっては、明らかにひらがなけやき→日向坂の期間が長くなっていますが、自分のルーツを忘れない姿勢。
その過去を自分から大っぴらにすることもない代わりに、否定もしない姿勢。
そんなさりげなさというか、自分の歴史を自然に自分の一部としている彼女のスタンスにしびれます。
みーぱんメッセを始めてみて、彼女からいろんなヒントを得た気がしたので書いてみたというブログでした。