櫻坂日向坂の上り方

ブログ移転しました…長い間本当にありがとうございました!

欅坂46、9thシングル発売延期に触れてみて 2019年12月9日付

師が走ると書いて、しわすと読みますね笑

先生商売やってはいますが、別にそんなに自分が大した人間だと思ったことは一度もなくて。

どちらかというと反面教師に近いんじゃないかと思ったりすることの方が多いです😅

ただ職業として選んでいる以上、これから走り回る時期になっていきます。一部既にそうなってますが。。

なので、なかなかブログの更新にまで手が回らない状況になります。。

今月のブログはTwitterで言うところの「低浮上」になることをどうかお許しください🙇‍♂️

年末押し詰まった頃にはまた、書くこともいろいろできていると思うので、宜しくお願いします。

 

さて。

12/8に欅坂46運営から「9thシングル発売に関しまして」というお知らせが届きました。

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おそらく界隈では、12月に入っても何のお知らせも来ないので、少なくとも2019年冬という発売はさすがにもうないだろうと。みんな思っていた節がありますよね。余程のウルトラCでも出さない限り無理だと。

だから、ツイートでも書いたんですが、こうやって発表してくれるだけでも全然心持ちが変わってきます。

 

およそアイドルグループではあまり見たことのない文言が並びますね。。

制作を進める上でより良い作品を追求して行きたいという考えに至り、発売日を見直す事になりました。

中でも特にこの部分ですよね。

欅坂46の楽曲というのは、メンバースタッフ総出でハードルをどんどん上げてきたところがあるように思います。

それ自体はもちろんとてもいいことです。

ただそうなると、私たち見る側も目が肥えてしまう。

私たちの期待がMAXだと思っているにも関わらず、それをさらに飛び越えてくることで私たちを満足させてきたところがあると思ってます。

 

でもそれって、考えたら並大抵のことではないのではないかと。

 

当然ながら前作はじめ既存の楽曲と比較されるし、最もメンバーやスタッフが恐れる反応は「前作の方がよかった」と言われることなんじゃないかと勝手に想像しています。

正直それは、もはや世に出さないとわからないことではありますが、そのことを考えたときにメンバーはもちろんスタッフから何から、みんなが納得できるものでないと世に出せないと思ったとしても不思議ではありません。

 

ただ、だからといって、私たちが期待をすることが悪だとは思いません。

結果としてプレッシャーを与えることになっているかもしれませんが、逆にそれが緩むとどうなるか。

彼女たちのことだからそんなことはないとは思いますが、期待がないとなると張り詰めている糸が切れてしまう可能性だって0ではありません。そうなると彼女たち自身がよく口にする、「楽曲を届けたい」という願望は脆くも崩れ去ってしまいます。

 

そんな相互作用がずっと続いているのが欅坂46だと思っています。メンバーは楽曲を届けたいと完成度を高め、私たちはそれを目にしたり耳にしたりして心から感動し、期待する。その期待に応えようとメンバーはまた完成度を上げにかかる。。

 

今回の延期も、その一環だと思えばどうでしょう??楽になりませんか?

 

本人たちが納得もできないものを、時期が遅れているからといって世に出し、そのことで批判を受ける方がよほど個人的には耐えられないです。

いえ、やはりそんなことになったら、メンバーの感情がいったいどうなってしまうのか。。そちらのほうが怖い。

 

そもそもこの事態、メンバーが悪いという意見はほとんど目にしません。

(若干、いい加減な取材で記事を書いてたナントカって雑誌を鵜呑みにするアンチの愚にもつかない戯言は目にしましたが。。ゴニョゴニョ)

やはり批判が向くのは、こういうときいつだって運営です。

 

そもそも運営って何か、ということだけでも、一本のブログテーマになりそうですが、それは煩雑になりそうなので別の機会に譲るとして。

基本的に欅坂の運営は雑な印象ばかりが目立ちます。

一言で言うと、正直あまり信用されていない。

出演番組や掲載雑誌の告知からしてそうですし、何よりお知らせが遅い。遅いだけならまだしも、何の告知もなかったことも一度や二度じゃなく。。

その他諸々要因はあります。

 

ただ今回のこと、個人的に最も疑問に思っているのは、「いったい誰がその決定を下したのか?」ということです。

秋元康なのか。

今野義雄なのか。

スポンサーの意向なのか。

ソニー上層部なのか。

 

冷静に考えれば商売なので、当然会社としては売りたいに決まっている。どちらかというとおそらくスポンサーやソニーはこちら側でしょう。

そこにクオリティを求める勢力がぶつかり、結果としてそちらが勝ってしまった形。

とはいえ元々「これでいこう!」というGOサインが出て、レコーディングはおろかMVまで撮り終わっているとなると、すべてが終わってから作り直しになったわけです。だとしたらいったいどこの何が引っかかってしまったのか。

 

思います。

おそらく欅坂スタッフ、もちろんメンバーも含めて相当侃侃諤諤の議論があったのではないかと。

そしてそれは、こういう発表に至った今も、現在進行形で行われているんでしょう。

 

本当に彼女たちと、彼女たちの周囲の大人たちは職人の集団になった。

私はこれを本当に悦ばしく感じています。

結果、一髪のパフォーマンスで人々の目を釘付けにする。

 

反面、そのプレッシャーたるや常人では逃げ出したくなるくらいのレベルだと思います。

それをずっと乗り越えてきているメンバーたちに本当に頭が下がります。

 

確かに、欅坂46は普通じゃないです。どう考えても「何か」が起こっている。

でもだからこそ、愛おしい、というのがあるんです私には。

 

欅坂46は新曲だけのグループではありません。

今までそのプレッシャーを跳ね除けて評価を高めてきた数々の楽曲があるじゃないですか。

それらを聴きながら待つということがそんなにできないことなんでしょうか。。

 

「加入してから一年経つのに、まだ一曲も自分たちの曲をもらえない二期生が可哀想。。」

まぁわかります。

わかりますが、私の意見はこうです。

 

「こうやっている間にもアイドルは寿命が近づいてくる。短いアイドル人生なのにこんなに時間をかけていいの?」

これに関しては、少なくとも私はこう思います。

アイドル人生が長いか短いかは、基本的に私たちが決めることではないと。

アイドル本人が決めることではないのかと。

もしそうじゃないとすれば、30歳までAKB48を卒業しないと発表した柏木由紀や、つい先日卒業を発表した最後のAKB48一期生・峯岸みなみはいったいどうなってしまうのかと。

私は二人とも、アイドルとしては本当にこれ以上ないくらい立派だと思っています。

卒業のタイミングを決めるのは、本人。

寿命を決めるのも、本人です。

 

彼女たちの想いを受け止めて、私たちも前に進みたいものです。

www.keyakizaka46.com