櫻坂日向坂の上り方

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「ときめき草」と「ドラミソラシド」ーテイストの違う二曲の共通性

昨日7/19のMステに、日向坂46が二度目の出演を果たしました。

2nd発売直後のプロモーションの一環でしょうけど、見る限り初登場よりは落ち着いた印象を受けました。

 

画像はジャンプの振り付けの瞬間を捉えたものですが、ツイにも書いた通り、ここが揃うというのは見た目よりも遥かに難易度が高いことだと思います。

それを笑顔で、事も無げにこなしているところが、彼女たちのポテンシャルというか、可能性なんだろうなと。

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さてはて😅

 

私は音楽の専門家ではありませんので、楽曲のことを偉そうに語ると叱られそうではありますが、詞の世界についてはいろいろ考えさせられることや気づくことなども結構あります。

やはり、私の中で日向坂46は「けやき坂46」としての側面を感じていたいというのがあるからか、欅坂テイストの曲には他よりも惹かれてしまう傾向があります*1

 

けやき坂46」名義の曲、特に「走り出す瞬間」というアルバムは秀逸だったと思ってますが、やはり「期待していない自分」は欅坂テイストが前面に出ていたのではないでしょうか。

日向坂になってからも1stカップリング「ときめき草」や、2ndカップリング「Cage」はそこにカテゴライズされると思います。

 

ところが、だからといってメッセージ性に重きを置くかどうかは曲によっても違うようで。

例えば「ときめき草」はこういう歌詞でした。

 

無意識に昇った階段が

何段あったなんて覚えてないだろ?

過ぎ去った日々の僕たちは

どんなことをいつも語り合った?

 

そんな関係が楽だった二人なのに

だけどある日 なぜかふいに

違う気持ちに気づいたんだ

 

ときめき草の花が咲いたよ

心のその片隅

友達じゃいられない

特別な存在

日差しの中 微笑む君に

ハッとしたその瞬間

初めての感情が

胸の中でそっと揺れていた

 

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曲調は欅坂に寄ってはいますが、メッセージ性というよりラブソングの歌詞になっています。

曲調と歌詞のアンバランスを敢えて持ってくるというのが、日向坂らしいと言えばらしいのかもしれません。

 

ラブソングとは言いましたが、1st表題の「キュン」が〝一目惚れ〟をテーマにしているのに対し、

以前から友達だと思っていた存在を、ある日突然異性として意識した〟

というこの感覚に目をつけたのが上手いというか、それこそ私にとっては〝ハッとした瞬間〟でした😅

で、それに対して2nd表題の「ドレミソラシド 」。

 

気づかなかった 胸に刺さってた

いつの間に ドレミの矢に射抜かれたんだ

友達だって 油断してた

なぜだろう 今までと違う感情だった

 

から始まり、

 

ある日 偶然 もしかしたら自分は恋をしてるって知って

僕は急にどういう態度で君に接すればいいのかな

 

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もう完全にやられてしまっている主人公😅

さらに

 

もっと好きになって 何が変わるんだ?

昔の二人には戻れないと思う

恋はいつも突然

ドレミの〝ファ〟をすっ飛ばして来るんだ

 

100%個人的な意見ですが。

日向坂46の持つイメージ的に、「もともと友達だった相手を意識するようになる」という空気感のほうが似合っている気がします。それはメンバーの持つ雰囲気も手伝っているとは思うんですね。親しみやすさであったり、明るさであったり。

 

もちろんこれは何度も言っていることですが、そんな明るさの裏ではたくさんの涙があり、或いは物事を達成しようという努力があります。

例えば、この主人公の恋をした相手が日向坂46のメンバーのようなコだったとして。

いつも明るく振舞っている〝彼女〟が、普段見せない表情を見せた。或いはそういう場面に出くわしてしまった。

それがきっかけで感情が一変してしまったとしたら。

やはり彼女達にふさわしい楽曲なのかもしれないな、とは思います。

 

確かに「キュン」の世界観のように、日向坂のメンバーが電車通学していれば、一目惚れするような人が現れてもおかしくありません😁

ただ、どちらかというと「ときめき草」や「ドレミソラシド 」のような関係性でのイメージの方が、日向坂には合っているような気がしています。

 

曲の持っている力という意味では、この二曲の種類は違うのかもしれません。

でも、日向坂46を貫く根底という意味では共通していると言えそうです。

時間軸としては

 

自分の感情に気づいてしまった「ときめき草」

その感情をさらに昇華させたのが「ドレミソラシド 」

 

のように感じています。

 

…以上、100%個人的感覚による歌詞考察のお時間でした😅😅

 

 

 

「ドレミソラシド 」大ヒット祈願‼️

*1:例外:「キツネ」笑