櫻坂日向坂の上り方

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キツネにつままれているのは私たち??〜〜日向坂46「キツネ」MV解禁 2019年6月20日付

日向坂46の2ndシングル「ドレミソラシド」のカップリング曲「キツネ」のMVが解禁されました。

m.youtube.com

6月17日に「ゆうがたパラダイス」の中で音源が解禁されましたが、このときの賛否の分かれかたは凄まじかったですね😅敢えてここでまとめるつもりはありませんが…

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音源を聴いて感じたこととしては、確かに一昔前の48系もしくはハロプロ系の曲に近い気はしました。しましたが、悪い印象はなく、逆に日向坂にそれをぶつけてきたというのが面白かったです。

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人の感じ方なんていろいろなので、全員が絶賛するなんてものは逆に胡散臭くなってしまうものですが笑

ただ見てて気になったのは

 

48系の曲を日向坂にやらせてはダメ

 

という意見でした。

 

何故なのか?

何故日向坂がそれをやってはダメだと感じる人がいるのか?

それを紐解きたくていろいろ見てたんですが、正直よくわかりません。

 

例えばの話として、欅坂から日向坂に流れたファンの方がいらっしゃると思いますが、そんな方の中には「ときめき草」のような、欅坂テイストの残る曲を推すという方もいらっしゃるでしょう。

そこからすれば「キュン」も「ドレミソラシド」も「キツネ」も、純粋アイドルソングだと私は思っていますが、それが受け入れにくいという流れならば、まあわからなくもないです。

 

とはいえ。

じゃあそもそも何故欅坂から日向坂へ箱を推し変したのか、という疑問につながります。当然何か求めるものがあって、それが欅坂じゃなくて日向坂にあるとお思いになったからだと思うんですが…。

では、それはいったい??

 

それがキラキラしている、アイドルらしいアイドルを求めての日向坂流れだとしたら、「キュン」からの「ドレミソラシド」や「キツネ」はうってつけの内容だと思うんですけどね。

 

もしそういう方がいらっしゃったら直接ご意見をお聞かせいただかないとわからないのですが。

例として考えられるのは、古参の欅坂ファンの皆様。

初期は「欅って、書けない?」でも「KEYABINGO」でも、欅坂にアイドル路線を見せていた時期もありました。そんな欅坂が好きだったという方も結構いらっしゃるはず。

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その後の欅坂は、詳しい方はご存知の通り。

4th「不協和音」くらいから、ほぼ今の路線が固まったと言っていいでしょう。

今の欅坂が好きだという方もいれば、初期の欅坂が見れなくなって離れていった方もいらっしゃるはずで、そういう皆様が当時のひらがなけやき、現在の日向坂46へ流れたとすれば頷けます。

 

ただ。

そうだとすれば、キラキラしたアイドル全開のグループを求めて日向坂に来られたおひさまが、この曲を受け入れないとは考えにくい。

 

結局のところ、日向坂は推しているけど「キツネ」がダメだという感想がどこからくるものなのか、わからないままです。

 

他に

歌詞がダサすぎる

そういう意見もありました。

秋元康が本気を出していないのでは?→日向坂へのやる気が感じられない、という感想もありました。

もちろん私は秋元康ではありませんので、どういう意図があってのことなのか知る由もありませんが、想像はできます。

 

この曲が出来上がってデモを聴いて、イメージしたのが80〜90年代のミュージックシーンであったとしたら、幅広い言葉を紡いできた秋元氏がその頃をイメージして作詞したとしても不思議ではありません。

誤解を恐れずに言えば、敢えて「ダサい」歌詞をつけたのではないか、ということです。

そのほうが、この曲の世界観がより増幅されると。

 

ダサいから受け入れられない、とすると、じゃあダサくなければいいのかという話になります。

ダサいの対義語は何でしょう?

カッコいい、などでしょうか。

 

では、あなたは「カッコいい」日向坂が見たいのですか?と。

もちろんそれもいいと思います。そういう曲もありますし、私も好きです。

 

ただね…これは超個人的意見ですけど。

日向坂46発足時に、加藤史帆が言った言葉を私はしっかり覚えています。

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よく他のアイドルグループと同じことをする必要はない、という意見もあるんですが、私はそうも思っていなくて。

どうせハイブリッドになるなら、坂道Gだけじゃなくて既存のグループがやっていることもできる、ということを見せても全然構わないと思っています。

 

「カワイイ」日向坂も

「カッコいい」日向坂も

「清楚な」日向坂も

「小悪魔な」日向坂も

すべて彼女たちの一部だと私は思っているし、だからこそ自分がこの曲をすんなり受け入れたのだと思っています。

 

(追記)

リアルサウンドさんの分析が秀逸なのでぜひご一読ください。

realsound.jp

 

で、「キツネ」ですけど。

私は歌詞も嫌いじゃないんです実は笑

 

清楚感があって、元気があって明るい、そんな日向坂が歌うこの歌詞。

 

とすれば、ですよ。

 

あなたたちが見ている私たちは、本当の私たちじゃないかもしれませんよ?😉

あなたたちは騙されているのかも??

…それでもいいですか?

 

そんなふうに問われているのかもしれません😅

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