In the middle of a slope ―川島雅隆的ブログ―

理性と感情が戦えば、勝利するのはどちらでしょうか…??

欅の並木に向日葵を添えてー今泉佑唯卒業発表

 

まずは前置き

このブログのサブタイトル、みなさんご存知ですか。

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「理性と感情が戦えば、勝利するのはどちらでしょうか…??」

 

もちろん様々な意見がおありのことでしょう。

ただ個人的な意見を申し上げると、

 

『感情に勝れる理性など存在しない』

 

ということになります。

 

私は仕事で歴史を生徒に教えるとき

「歴史は暗記ではない」

と言います。

 

歴史は人間の行動の結果。

そこには必ず原因がある。

その原因と結果をつなげた「線」と

さらに背景まで含めた「面」で考える。

 

それが大切だと教えています。

そうすれば忘れないと。

 

歴史は暗記コンテストではない。

先人の行動、その原因と結果を知って

未来に生かすために学ぶのだと。

 

ではその原因を作ったものは何か。

理性?そんなはずはない。

そこにあるのは権力欲や他人に対する好悪。

 

それらが歴史を作ってきたのは否めないわけで。

 

もし理性が感情に勝利するなら、何故戦争が起きるのか。

何故人と人とがいがみ合い、殺しあう事態が起きるのか。

 

そこにあるのは感情。

様々な感情が絡み合い縺れ合い、生み出されたもの。

そしてそれらが、歴史を作ってきた。

 

少なくとも、私はそう理解しています。

 

歴史を教えていて、いつも感じるのは「理性」などではありません。

そのときに生きた人間の「感情」。

そしてその熱量です。

 

人間は動物です。

確かに理性の動物ですが

動物である以上「感情」が主だと私は思っています。

 

 

前置きが長くなりました。

本題に入ります。

 

 

「そのとき」を迎えて

2018年8月7日夜。

欅坂46今泉佑唯さんがブログを更新し

グループからの卒業を発表しました。

 

www.keyakizaka46.com

 

川島は佐藤詩織推しとしてご認識かと思いますが

それ以前に「欅坂46箱推し」がベースにあります。

 

欅坂46が「鳥居坂46」として募集され、集まったメンバー。

そして「欅って、書けない?」放送開始。

そのときからライトに見てきたのが、川島という人間なのです。

つまり、誰が卒業しても同じ程度の衝撃が来る。

 

欅坂は「卒業」というものに耐性がありません。

メンバーもファンも、免疫が全くないと言っていいでしょう。

だからTwitterのタイムラインも

何をどう伝えていいかわからずに右往左往する人ばかり。

 

もちろん私も含めて。

 

二種類の「衝撃」

今泉佑唯さんといえば、昨年全ツファイナルでの復帰。

その衝撃は今でも忘れられません。

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衝撃には実は二種類あって。

もちろん復帰してくれた喜び。これは何物にも代えがたく。

それこそこのままいなくなってしまうんじゃないかと

どこかで感じていたのも事実なので

本当に嬉しかった。

 

でも。同時に。

私の知っている彼女の姿ではなかったことに

もう一つの衝撃を受けて。

 

痩せたというより、やつれた姿。

 

…この状態で復帰して本当に大丈夫なのか。

最後は自分で決めたことだろうとはいえ

心の底から心配していました。

 

神対応を超えることの危うさ

でも、そんな心配を吹き飛ばすかのように

精力的に活動していた彼女。

少しずつではありますが、グループの活動にも合流し

6thは握手会にも参加してくれて。

 

ただそのバランスがとても危うかったのも、また間違いなくて。

ファン向けに手書きメッセージを1000枚以上書いたという話を聞いて

よりその気持ちは強くなって。

 

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確かに、こんなことができる人は他にいやしない。

今泉佑唯以外に出てこない。おそらくこれからも。

だけどだからこそ、その振り幅が心配になりました。

 

なぜ…0か100かの道しか選ばないのかと。

 

遭遇。

私が参加した握手会で、彼女も参加した回といえば

おそらく2回くらいしかないはずで。

そのうちの1回は…私の記憶が間違っていなければ、2018/3/17の東京個握。

確か3部を欠席して、かなり心配したのを覚えています。

 

そして、そのときだったと思うんですが。

誰かのレーンに並んでいたとき、隣が優先レーンで。

車椅子の男性が進んでいった先にいたのは彼女でした。

自分から腰を落とし、男性と同じ高さになって

話を頷きながら聞いていたのがとても印象的でした。

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たぶん死ぬまで

2018/5/4。大阪全握。

初めての全握で、要領のわかっていなかった私は

ミニライブと握手を両方並ぶという「愚行」に出ます。

結果、個握とは比べ物にならないくらいの体力の消耗を経験しました。

 

体力の限界が近いにもかかわらず

まだ手元に残る、一枚の握手券。

 

どうするか。

 

誰かのところにもう一度並ぶか。

そのとき頭に浮かんだのが彼女でした。

でも。

体力の消耗の激しい私に、今泉佑唯列に並ぶ気力はさすがに出ず。

近くにいた人と、生写真と握手券の交換。

 

現時点で、これほど後悔していることもあまりありません。

 

これも私の記憶が確かなら、この日以来彼女は握手会に出ていません。

もしかすると、卒業まで彼女の握手会はないかもしれない。

そうすると、これが本当に最後の握手会だったということになって。

 

ここまで戻ったのだから、たぶんこれからも続いていくだろうという

安心感と言うか、もっとはっきり言えば「甘え」みたいなものがあったとしか思えない。

 

おそらく死ぬまで後悔すると思います。

 

5月大阪全握に戻れるなら

悩む私に今泉佑唯列に並ぶように背中を押したいくらい。

 

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人が何かを決心したときの表情とは

7thシングル「アンビバレント」のアー写が公開されたとき

私のTLにおいてFFの皆様は

佐藤詩織の美しさに見惚れるツイが多かったですよね。

私もそうでした。

 

ただそれと時を同じくして

公式で確認した今泉佑唯さんのアー写

 

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……

ドキッとしました。

そこには私の知らない彼女がいて。

 

なんだ?この雰囲気…?

このすっきりとした感じは…

何か、憑き物が落ちたような…

そんな清々しさ。

 

そのときに直感が走りました。

 

「ああ…卒業するんだな。決めたんだな」

 

と。

 

そして、それは当たってしまいました。

 

 

本当に大切なものを失うときの感情

最初の話に戻りますが。

理論というものが仮定と証明から成り立つのだとすると

「○○である。なぜなら△△だからだ」

もしくは

「△△だ。だから○○だ」

という図式になりますね。

 

今泉佑唯さんの卒業は伏線がちゃんとあり

その伏線の回収からいけば

当然とも言える理論の構築になります。

 

例えば、心の整理がついたと吐露したり。

例えば、デビュー当時の写真をブログに載せたり。

 

理性としては、卒業の伏線があるから覚悟はできているはず。

だから、実際の卒業の発表があっても慌てずに済む、となるのかもしれません。

 

…本当にそうですか?

 

本当に慌てなかったですか?

 

心がざわつかずに、この発表を皆さんが受け止めたのですか?

 

答えはNOでしょう。

 

想いが深ければ深いほど

理性や理論や理屈なんかで抑え込めるわけがない。

人間が理性的動物だ、というなら

正しいことを言ってる人間が

すべての人に支持されなければならないはず。

 

現実はそうではなく。

正しいことを言っても嫌われる人は少なからず存在します。

その逆に、明らかに間違ってるものに心惹かれる人がいるのも、また事実。

 

そもそも、その「正しい」「間違っている」の線引きすら

人間が理性のもとに作り出したものですからね。

 

だからね。

感情を爆発させればいいと思うんですよ。

SNS上で「ずーみん卒業なんてイヤだ!」って叫べばいいんです。

それが自然。

"欅坂46今泉佑唯"が好きだった人は、それがあまりにも素直な感情でしょう。

 

「前を向かなきゃダメだ」とか

「笑って送り出してあげよう」とか

「彼女の意志を尊重してあげたい」とか。

…いえ、理屈としては誠に正しいですよ。

その通りです。仰る通り。

 

…でもね。

理屈の正解間違いなんて関係なく

感情が爆発できるのも人間の特性だと思うんです。

間違ってるかもしれない。

確かに間違ってるかもしれないけど

それでも。

 

今泉佑唯さんは「孤高の人」の面が見られました。

それも、実はグループ結成当時からその傾向は見られて。

ソロ志向が強いのは間違いなく、それを隠すこともあまりなかった。

当然ながら批判が来る。

「ソロでやっていきたい人が、何故アイドルグループにいるのか」

もちろん彼女はそれも受け止めてきたのでしょう。

それもまた、理論で納得できる答えが弾き出されたとして、

この疑問を持った人が彼女のファンになるかと言えば

おそらく難しい。

 

人間は理性で納得しても

感情レベルで納得しないと変われないんです。

 

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「21」という数字に縛られすぎないということ

21人の絆。

欅坂46を紹介するとき、よくメンバーが口にしていた言葉です。

それを心から守りたかったのは痛いほどよくわかります。

そしてそれは、私たちファンにとっても同じことで。

 

ただ。

私たちは自分たちでその言葉に雁字搦めにされてはいなかったでしょうか。

 

確かにこの3年間、誰も卒業者を出さなかった。

でも。

辞めようと思ったことがないメンバーなんているんでしょうか。

あくまで想像ですが、

ほぼ0じゃないかと。

 

そして、その人たちが辞めなかった理由。

 

プラスの意味でならもちろん素晴らしいことですが、

「21人の絆」という言葉で縛られたがために"辞められなかった"とすれば…。

 

それは幸せなことと言えるんでしょうか。

 

決して批判しているつもりはありません。

ご不快な気分にさせてしまったら申し訳ありません。

 

かく言う私だって。

欅坂46立ち上げからずっと見てきた私なんか

最も「21」という数字に縛られてきた人間の一人ですから。

 

ただ、私たちが忘れてならないのは

彼女たちはアイドルである前に、一人の女性であり、一人の人間だということです。

私たちと同じ一人の人間であるならば

私たちと同じように、心から幸せを感じる権利もあるはずなのです。

 

だから、私は彼女に問いたい。

欅坂46というグループの箱推しとして。

 

「このグループにいて、あなたは幸せでしたか?」

 

と。

 

少しでもその気持ちがあるならば

Yesと答えてほしい。

それさえあれば

私たちはもしかすると

感情レベルで納得できるかもしれません。

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向日葵が向く先に

今泉佑唯さん。

 

あなたが欅坂46の一員として活動する過程。

いろんなことがありました。

人一倍真っ直ぐで

そしてファンのことを

人一倍大切にしようとするあなただから

 

人一倍傷ついて

人一倍考えて

人一倍泣いて

 

それでも歌っていきたいと願う

そんな毎日だったと想像します。

 

本当によくぞ…

よくぞここまで耐えてくれた。

 

決して、心から幸せだったと感じられる三年間では

なかったかもしれないけれど

 

お願いしたい。

 

 

後悔だけはしないでほしい。

 

 

もちろん欅坂にいなければ

聞こえずに済んだ話もあれば

会わずに済んだ人もいるでしょう。

 

それでも欅の三年間を後悔だけはしないでほしいと

切に願います。

 

 

 

本当にありがとう。

 

そして

あなたと私たちの関係は

続いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの咲かせた向日葵は

常に欅の木の傍に。

 

 

 

 

 

これからもずっと。

 

 

 

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